2013年5月19日日曜日

目黒鳥屋 -新緑の山毛欅の森-





昨年の11月に目黒鳥屋には行ったばかりだが、新緑の山毛欅の森を歩きたいと朝6:10に家を出発。
8:20に鬼ヶ城山系・大久保山登山口より歩き始める。
メンバーはbumiさん、荘さん、そして俳友のめろさんの4人。




大久保山、八面山を快調に過ぎ、気持ちの良い熊のコルの尾根を歩く。


 

初夏の森の木々は花の季節。
オンツツジの赤とハイノキの白が絶妙。





熊のコルには9:30に到着。
道々いろんな囀りが心地良く響いていたが、ここではアカショウビンのもの悲しくも美しい声が聞こえて来た。
滑床渓谷の最上流部、奥千畳敷辺りだろうか、皆で聞き入る。 




三本杭の急な登りの途中より串が森へと右に折れると、もののけの水無しの渓。




 ヒメレンゲが朽木の周りに見ることができたが、ヤマシャクヤクはもう花を落としていた。




新緑が明るすぎて、もののけのこだま達には逢えず。




木と木の織り成す不思議な造形美を見るのも山行の楽しみの一つ。




 



小屋が森から串が森にかけては、馬酔木の木に覆われている。
少し時期が遅かったようで、白い花は殆ど見ることが出来なかった。





また、鬼ヶ城山系はオンツツジやシャクナゲが多く見られるが、今年は花の付きが悪いようだ。







天気予報は晴れのはずだったが、霧が急に出て来た。
それも幻想的でまた良し。










串が森から目黒鳥屋は15分で歩ける距離だが、尾根沿いの山毛欅やヒメシャラ等のいろんな木々が歩を止めさせる。
皆、思い思いに上質の森林浴をゆっくりと楽しむ。




目黒鳥屋には11:20分、丁度3時間で到着。




風が吹き、寒い為、森の中へ引き返して昼食&珈琲。




復路は三本杭を経由して登山口に15:05着。
このコースは何度歩いても清々しい心地よさの残るコースだ。



ギンリョウソウ



タニギキョウ



ヤブヘビイチゴ



 ホウチャクソウ

本日出会った花たち。
この山系はあまり花の豊富な山ではないようだ。




本日の温泉  成川 高月温泉




森林浴水掻きの痕が痒い  めろ


6 件のコメント:

  1. お世話になりました。
    一日でいろいろな山の表情を見ることが出来て、丸儲けな一日でした(^・^)

    今度は、アカショウビンを探しに行きましょう!

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  2. アカショウビン、是非とも逢ってみたいですね。
    滑床は奥深いから成川くらいから探りますかね。

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  3. いい写真です。
    いつも癒されてます。

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  4. 瀑さん、初めてコメントさせていただきます。
    滑床には高校時代宇和島からよく山を越えて行ったものですが、余りにも大昔過ぎて何処をどう歩いたか定かではありません(汗)。記憶を辿りながらとても懐かしく拝見しています。
    しかも!成川渓谷・高月温泉は高校時代のクラス会がつい先日あった場所です!1週間遅ければ
    瀑さんにお会い出来たかも・・・と思うと残念。。。
    いつも綺麗な写真に癒されています。

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  5. Divaさん、やはり自然は良いです。
    また田舎へ帰っておいで。

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  6. てん点さん、ようこそ。
    宇和島の方は滑床には格別の思いがあるのでしょうね。
    1週間前に帰っていらしたのですね。お会いできなくて残念。
    でも、温泉の待合所でお会いしていたらお互いびっくりしたことでしょう。

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