2013年10月29日火曜日

中津明神山~カラ池 -ハイクリング-





2013.10.27絶好のハイクリング日和。
ミヤコザサに埋もれた登山道が去年整備されたと聞いていた、中津明神山~カラ池ルートへ。
家を7:10出発、小田・真弓峠経由でR33を経て仁淀川町吾川スカイパークへ9:10着。
10分後にペダルを漕ぎ出す、標高は750m。




坂はけっこうきつく、7割は押して登った気がする。




カラ池ルートへの分岐に11:05着、標高1450m。
ここから中津明神山頂1540mはわずかだが、今日は素通りしダートのカラ池ルートへ進む。




ここからも眺望は抜群、出発したスカイパークが眼下に見える。




これから向かうカラ池は右奥の小高い山、猿越山からピークを3つ越えたところ。




一気にダートを下ったが、またここから登り、当然押しの一手。




11:30林道脇に自転車を置き、カラ池へ向けてトレッキングのスタート。




振り返ると、中津明神山がけっこう遠く見える。




そして、進行方向は見事な紅葉。







大自然のパッチワークにしばし見とれる。




1436mの猿越山、3年前にはミヤコザサに覆われていて、ここから先は殆ど歩けない状態だったが、きれいに刈られ整備されていた。 




中津明神山の右には大川嶺がどっしりと座っている。
ゼミの先輩の武田氏が弁当を広げて居る頃。




絶景を眺めながら、こちらもカップヌードルとおにぎりの昼食にする。
尾根を30人くらいの団体が歩いているが、スカイパークで準備をしている時に抜いていったマイクロバス2台の、けっこうな年配のパーティー。
この日出会ったのはこの団体とカラ池で出会った2人。




急坂を下り、2つのピークを越えるとカラ池が見えてきた。
どうも池は3箇所。
実はこの時点で右の太ももが引きつり始めた。
慣れない自転車と一人の為のオーバーペースがたたったか。




なれど、こんな素晴らしい景色を見たならば、引き返すわけにはいかない。
だましだまし、けれどペースは落とさずに進む。




カラ池には13:20着。
この池、普段は文字どおり水がない、大雨が降った後にのみ水が溜まるという。
一昨日は台風27号の影響で四国は豪雨に見まわれた。
千載一遇のチャンスが今日だった。













初夏には黄色のキンポウゲが咲き乱れるというカラ池。
次回は是非、水中花を見に来たいと思う。




復路は目にとても遠く見えたが、レキのダブルストックの威力でリズム良く歩く。
筋肉をだましだましではあるが。




15:05自転車に到着。
15:30分岐へ。
20分で一気に標高差、700mを駈け下りる。




本日の温泉  肱川小藪温泉


2013年10月19日土曜日

ラーメン・ランキングⅤ





今日は八幡浜のお祭りですが、一人当直、窓の外が騒々しいので覗くと、牛鬼がやって来ました。
南予のみの独特の御輿です。




急いで階段を下りて眺めました。




ぞろぞろとフェリーの中へ入って行きました。




出て来ました。




牛鬼はこんな顔をしています。




祭りの時期には石蕗の花が咲き始めます。







庭の隅のタイワンホトトギスは今年もたくさん花をつけました。




郵便受けの下は何やらごぞごぞと賑やか。




勝手に多肉植物が増幅しています。


さて、6月以来のBAKU的ラーメンランキング。
行動範囲は殆どが四国なので、ネタがつきかけています。

食べ物は好みですし、年齢や体型、性別でも違ってきます。
あくまで個人の主観ですのでご容赦下さい。




松山市三番町 瓢太 

昔からある松山の独特のラーメンとして有名な店、兼居酒屋。
麺は細目だがしっかりしている。甘めのスープが自分にはすこしきついが、これがたまらないという常連が多数。




八幡浜市新町 丸山ちゃんぽん

八幡浜ちゃんぽんの御三家と言われる店。
しっかり目のスープで旨味があり最後まで飽きないが、麺はぱさぱさしている。
この店は昔からあんかけ焼きそばに定評があり、行列ができるほど。




松山市和泉北 ラーメン宝泉坊

スープは少し甘めだが、麺がしっかりしていてバランスがとれている。
流石に大盛はきつかった。
焼き飯もかなり美味いそうな。




八幡浜市矢野町 魚松食堂

場所が町はずれにあり、殆ど地元の人しか知らない。
八幡浜チャンポンにしてはしっかりめのスープで、麺と野菜とのバランスがよく美味い。
いなり寿司との相性がいいが、あつあつなのでやけどに注意。




徳島県板野郡藍住町 支那そば王王軒

徳島ラーメンのこってり系の王道をいく店。
豚骨しょうゆの濃厚さはやみつきになる人も多い。
麺は少し太めでしっかりしている。
生卵と小ライスを一緒に頼みたい。




徳島市大道 ラーメン東大大道本店

徳島ラーメンのこってり系で若者に大人気。
麺とスープのバランスがよく、一杯飲んだ後には至福の一杯。
徳島の定宿が近くなので、19時の開店を待って食すことしばし。
生卵が無料なのも嬉しい。




香川県三豊市三野町 讃岐ラーメンはまんど

二代目はまんどから、元の店主に戻っていたが、11時開店の少し過ぎて行くとすでに行列ができていた。
メニューも変わって名物のはまんどはなくなっており、全て平打ち麵になっていた。
少し堅めの中太のしっかりしたうどん風の麺。
魚介のスープはあっさりしていてクオリティは高く、バランスもいい。
豚肉、煮卵、ほかの具材も洗練されている。

2013年10月14日月曜日

大川嶺~笠取山 -ハイクリング-




石鎚~瓶ヶ森~伊予冨士

素晴らしい秋空の三連休、家でぐずぐずしている訳にはいかない。
と言っても、娘の陸上四国新人戦や庭木の剪定、消毒などで自由にはならない。
1日のみ自分の時間がとれた。



目指す大川嶺と笠取山

自転車を愛車に乗せ、行き先は大川嶺。
牧場は随分前に閉鎖されており美川スキー場も閉鎖、さぞさびれているに違いない。
しかるに石鎚山はかなりのごったがえだったらしい。
あの東陵ルートさえも渋滞していたとか、アンビリーバル。



スキー場山頂駅より

計画では美川の道の駅近くに車を置き、チャリでスキー場経由で大川嶺、笠取山へ行きトレッキング、山道を下りR440から大成、柳谷へ、そこからR33を上るつもりだったが、よくよく考えると標高差1200mはきつ過ぎる、美川スキー場まで車で行くことにする。




10:25颯爽とペダルを漕ぎ出すが、スキー場山頂駅まで1時間を要してしまった。
俳人たるもの目の前の楽しい物事には動じるべし。
少し進む毎に山栗が落ちているではないか。
おまけにlここぞとばかり秋の草花が咲き誇っている。
時には自転車を放り出し、時には自転車に跨ったままシャッターを切る。



ツリガネニンジン



ヤマラッキョウ



リンドウ



ハガクレツリフネ



ナギナタコウジュ



ゲンノショウコ



シロバナゲンノショウコ



シロヨメナ



タカネナデシコ



アキノキリンソウ

他にもシコクフウロやホソバノヤマハハコ、ノコンギク、イブキトラノオなどたくさんの花が群生、前に進めるわけがない。




森の中を覗くと大きな果実が見えた。
梨の倍ほどの大きさ、採りに行けなくはないが蝮が怖い。
写真だけでこらえてやった。
かの宮沢賢治の「ヤマナシ」だと思う。




淡いピンクの実がびっしり、何の実だろう。




そうこうしているうちに視界が開け、牧場の跡地へ芒原が目の前に広がって来た。




反対側には石鎚連峰、雲一つ無い青空、本当に気持ちの良いサイクリング日和。




追い越して行った車は2~3台。




真の贅沢とはこういうものなのだろう。




先に奥にある笠取山へ向かうべく広い駐車場へ12:30着、おにぎりの昼食。
言葉を交わしていた山口誓子系の俳句結社の吟行の方達8人も昼食をとっている。




緩やかかつ広い道なので自転車を押して山頂へ。
10分もかからず笠取山へ到着。




続いて大川嶺山頂へも自転車と共に登る。
こちらは熊笹に覆われていて、少々蝮が怖かった。
こちらの山頂は誰もいない。
20分ほどぼーっと360度の景色を眺めていた。
そして熊笹の牧場へと続く斜面を一気に下る。
学生時代に天狗高原スキー場をチャリで下って以来の爽快感を味わう。




後は帰るのみとカメラをしまっていたが、道端のヤマラッキョウの群生に思わず自転車を止める。




振り返ると、今登ってきた山達、左が笠取山、右が大川嶺。




ハイクリングと銘打ったが、自転車も山頂まで運んだので全編サイクリングになってしまった。
全行程4時間20分、標高差500m。
うーん、物足りないのか年齢相応なのか・・・ まぁ許してやろう。



山頂から故郷長浜方面を望むと、壺神山の遥か向こうに山が浮かんでいる。
左は祖母山、右は由布岳だろうか、久住山だろうか?


本日の温泉 中津湯の森温泉