2013年10月14日月曜日

大川嶺~笠取山 -ハイクリング-




石鎚~瓶ヶ森~伊予冨士

素晴らしい秋空の三連休、家でぐずぐずしている訳にはいかない。
と言っても、娘の陸上四国新人戦や庭木の剪定、消毒などで自由にはならない。
1日のみ自分の時間がとれた。



目指す大川嶺と笠取山

自転車を愛車に乗せ、行き先は大川嶺。
牧場は随分前に閉鎖されており美川スキー場も閉鎖、さぞさびれているに違いない。
しかるに石鎚山はかなりのごったがえだったらしい。
あの東陵ルートさえも渋滞していたとか、アンビリーバル。



スキー場山頂駅より

計画では美川の道の駅近くに車を置き、チャリでスキー場経由で大川嶺、笠取山へ行きトレッキング、山道を下りR440から大成、柳谷へ、そこからR33を上るつもりだったが、よくよく考えると標高差1200mはきつ過ぎる、美川スキー場まで車で行くことにする。




10:25颯爽とペダルを漕ぎ出すが、スキー場山頂駅まで1時間を要してしまった。
俳人たるもの目の前の楽しい物事には動じるべし。
少し進む毎に山栗が落ちているではないか。
おまけにlここぞとばかり秋の草花が咲き誇っている。
時には自転車を放り出し、時には自転車に跨ったままシャッターを切る。



ツリガネニンジン



ヤマラッキョウ



リンドウ



ハガクレツリフネ



ナギナタコウジュ



ゲンノショウコ



シロバナゲンノショウコ



シロヨメナ



タカネナデシコ



アキノキリンソウ

他にもシコクフウロやホソバノヤマハハコ、ノコンギク、イブキトラノオなどたくさんの花が群生、前に進めるわけがない。




森の中を覗くと大きな果実が見えた。
梨の倍ほどの大きさ、採りに行けなくはないが蝮が怖い。
写真だけでこらえてやった。
かの宮沢賢治の「ヤマナシ」だと思う。




淡いピンクの実がびっしり、何の実だろう。




そうこうしているうちに視界が開け、牧場の跡地へ芒原が目の前に広がって来た。




反対側には石鎚連峰、雲一つ無い青空、本当に気持ちの良いサイクリング日和。




追い越して行った車は2~3台。




真の贅沢とはこういうものなのだろう。




先に奥にある笠取山へ向かうべく広い駐車場へ12:30着、おにぎりの昼食。
言葉を交わしていた山口誓子系の俳句結社の吟行の方達8人も昼食をとっている。




緩やかかつ広い道なので自転車を押して山頂へ。
10分もかからず笠取山へ到着。




続いて大川嶺山頂へも自転車と共に登る。
こちらは熊笹に覆われていて、少々蝮が怖かった。
こちらの山頂は誰もいない。
20分ほどぼーっと360度の景色を眺めていた。
そして熊笹の牧場へと続く斜面を一気に下る。
学生時代に天狗高原スキー場をチャリで下って以来の爽快感を味わう。




後は帰るのみとカメラをしまっていたが、道端のヤマラッキョウの群生に思わず自転車を止める。




振り返ると、今登ってきた山達、左が笠取山、右が大川嶺。




ハイクリングと銘打ったが、自転車も山頂まで運んだので全編サイクリングになってしまった。
全行程4時間20分、標高差500m。
うーん、物足りないのか年齢相応なのか・・・ まぁ許してやろう。



山頂から故郷長浜方面を望むと、壺神山の遥か向こうに山が浮かんでいる。
左は祖母山、右は由布岳だろうか、久住山だろうか?


本日の温泉 中津湯の森温泉


2 件のコメント:

  1. いやぁ~爽快ですなあ~。
    小生も26日に車で行く予定にしていますが、商大山小屋管理でよく行っていましたが、今は跡形もないとか?卒業してからスキーを含めて2~3回は行ったが、40年ぶりぐらいになるかなあ~?

    ずいぶん変わっていますね。

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  2. 山野貴公子さん、本当に爽快でした。
    まだ紅葉は早かったのですが、26日あたりが丁度紅葉の見頃かもしれません。
    道路も当時より随分と良くなってますよ。

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