徳島の祖谷の寒峰には福寿草の群生地があると聞いていた。
それも残雪の中、春を待ちきれないように咲き誇るという。
自宅を5:30発、大洲ICから井川池田IC経由大歩危から祖谷に入る。
登山口の住吉神社へ8:40着、9:00に歩き始める。標高は1000㍍弱。
ここ数年で林道が整備され、殆どの人はこの登山口まで車で向かうよう、ここまで造林地帯を25分歩く。
急登が始まるが25分の馴らしにより歩は軽い。
祖谷の山深い集落と峻嶮な山容を愛でながら休憩を入れる。
途中第一の群生地があるが斜面の為、写真を1、2枚撮りパス、ほどなく残雪の第二の群生地に9:40着。
雪の中に顔を出している福寿草を愛でたいとの思いで日を選っていたが、ぎりぎり雪が残っておりかつ福寿草は期待以上に群生していた。
早ければ雪に埋もれ見ることが出来ない、そして日が照らなければ花は開いてくれない。
花言葉は「永久の幸福」、なんて素朴で可憐な花だろう。
思い出は美しきもの福寿草
40分ほど福寿草を愛で堪能したあと、花を踏まないよう注意しながら急斜面を登り山頂を目指す。
途中見事な大山毛欅が手を広げていた。
寒峰に11:50着、山頂はかなりの人で賑わっている。
暖かい登山日和、昼寝をしている人も。
眼前に三嶺。
そして剣山、次郎ぎゅう。
12:30発、周回コースをとり14:10住吉神社到着。
のっけの残雪の急斜面と尾根を一気に下るルートはきつかったが十分に楽しめるものだった。
〆は祖谷蕎麦、そして絶景の落合集落。
19:00自宅着、徳島は遠い。
本日の温泉 大歩危温泉