2012年10月14日日曜日

FM愛媛久住山トレッキング -People- 





FM愛媛さんとのコラボのトレッキングは去年に続いて2度目、見事な秋晴れの一日となりました。
募集は45名でしたが、多数の応募があり、大型バスと乗用車にわかれて総勢58名に参加して頂きました。




八幡浜発0:20のフェリーに乗船、別府到着後船内休憩、登山口の牧ノ戸峠をネイチャーガイドさん2名の案内で6:50に出発です。




最初の20分は急坂ですが、それを乗り越えれば、意外と楽なコース。
紅葉も丁度見頃で、皆さん軽快な足取りです。


 


西千里浜に漸く、目的地の久住山が見えてきました。
まだ、9時前、朝日がとても眩しい。











避難小屋とトイレのある久住別れに到着。
休憩を取り、いよいよ久住山への最後の登りです。




岩場のちょっときつい坂ですが、山頂が見えれば、俄然ファイトが湧いて来ます。




山頂まであと僅か、賑わっています。




10時前に到着、山頂での記念撮影は順番待ちです。




人気DJの井坂彰氏は、皆さんとの記念撮影に快く応じて下さいました。




景色は、また見事の一言、阿蘇五岳はもとより別府や長崎まで見渡せました。
こんな見事な日は年に数度しかないとガイドの山本氏、最高です。
皆、思い思いに景色を楽しみます。




下山の景色はまた違った角度で楽しむことができます。










西千里浜ですれ違ったのは、幼稚園児たち。
大人でもひいひい言っているのに、びっくらこきのすけ。
同じように久住山まで行くそうです。




13:00すぎに全員無事下山、温泉に入り別府発16:45のフェリーで八幡浜に戻ってきました。
いやぁ、最高のトレッキングでした。

-Nature- に続く




本日の温泉 九重星生温泉・山恵の湯

2012年10月12日金曜日

川と海














仁淀川




太平洋













なんの変哲もない川と海だけど、いいよなぁ。

2012年10月9日火曜日

冠山~平家平 2012.10.7





3連休の中日、以前から気になっていた平家平を目差す。

壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人が、安徳帝を擁護して阿波から吉野川の支谷を彷徨しながら、辿り着いたのがここ平家平と言われている。
海に沈んだのは安徳帝ではなかった?
伝説の生まれるような、奥深く笹原が一面に広がる美しい山だ。




新居浜、住友の森・フォレスターハウス~なすび平~一ノ谷越~冠山~平家平~フォレスターハウスと周回するコース。
いくつかの渓を越えて、徐々に高度を上げて行く。




何本かの丸木橋を渡り、こんな狭い道を注意しながら登る。
花も途切れることなく楽しませてくれるが、種類はそんなに多くない。
リンドウだけはずっと見ることができたが、最後まで花は閉じたままだった。



花弁が4つの珍しいアケボノソウ



ゲンノショウコ



ツルリンドウ



おっぱいキノコ(勝手に命名)





銅山川源流の碑まで約2時間30分、熊笹が見えてくるとちち山から通じている尾根筋は近い。







尾根に出ると、それまでと一変して冷たい風が吹き荒び、とても寒い。
服を一枚とウインドブレーカーを急ぎ羽織る。
徐々に冠山のゴツゴツした岩肌が見えてくるが、稜線の道はガスが出たり引いたり。
まだ紅葉も始まったばかりのようだ。








9時10分に出発し、標高1732mの冠山山頂には12時30分着。
ここで昼食。
いつもの牛丼とスープ、お茶代わりのアールグレイ、食後のコーヒー。
眼前の平家平が美しい。




冠山から標高1692mの平家平は約40分、わずかの紅葉を楽しみながら歩く。
そこでまたコーヒーブレイク。



  平家平から振り返る冠山




平家平から登山口のフォレスターまでは意外と遠く、2時間40分を要した。
今回のコースは、標高差860m、渓歩きと尾根歩きを楽しめる魅力的な周遊コース。
惜しむらくは、赤石山系から石鎚山系、高知や徳島の山々の絶景を望めなかったこと。
今日この山で出会ったのは、倉敷から来た女性二人のみ。
静かな静かな山だった。




本日の一枚は、小さな滝の溜まりに集合したどんぐり達


2012年10月6日土曜日

ブルーメンワンデルング皿ヶ嶺Ⅴ





何故か夏を過ぎると皿ヶ嶺に登らなくなる。
紅葉の便りが届くと、どうしても深い山を目指してしまうからだ。
けれど、ちょこっと歩きたいと思った時には、ここに足が向いてしまう。
今年5回目の皿ヶ嶺、いつもたくさんの花が咲いているのがこの山の魅力。






風穴の駐車場までの道沿いには、キバナアキギリとアキチョウジが咲き誇っている。




今回も昼食はカップヌードル。
歩き始めると、いろんな花が途切れることなく迎えてくれる。



ハガクレツリフネ


レイジンソウ


シコクブシ(トリカブト)


モミジガサ


シロヨメナ


ジンジソウ 


オオバショウマ



まだ紅葉には少し早いと思っていたが、中腹を過ぎると、何本かは色づき始めている。






やあ、もう秋なんだ。




竜神平が近づくと、いつものとおり花はなくなってくる。
マムシグサが実をつけていた。
ススキ原の竜神平は、登山道と全く違う植生、湿地の植物が多く見られる。



ソバナ?


ヤマラッキョウ


ガンクビソウ



湿地の片隅に、赤茶色に枯れたような葉っぱの群生を見つけたが、花を咲かせていたのは、この一輪のみ。
サクラソウ科のヌマトラノオだろうか?
見落としそうな花だ。




今回も山頂には行かずに、ススキ原を散策して、帰ってきた。
ゆっくりと3時間、気楽でいい。




今日は鳥の声が聞こえないと思っていたら、エナガが3匹ほど、目の前の大樹に現れ遊び始めた。
しかし、レンズを取り替えているうちに、姿を消してしまった。
そのまま重い望遠を下げて歩いていると、遠くの樹間に何やら動いたように思えた。
二羽がちょこっと戯れて下界へと飛び去ったが、カケスのようだ。
こんな出会いも楽しみの一つ。







本日の一枚は、秋の気配の朽ちていく大樹