2012年7月17日火曜日

ブルーメンワンデルング皿ヶ嶺Ⅳ 2012.7.16





こんなに雨が降ったら、土砂崩れ等も怖くてどこまりの山には行けない。
やはり皿ヶ嶺しかないと思い立ったが、山道は車が数珠つなぎ。
三連休の最終日とは言え、こんなに車が一杯なのは初めて。
そうめん流しと風穴の涼を求めて人が集まってきたようだ。




風穴の青いヒマヤラの芥子、メコノプシスは4輪が花を開いていた。




同じく風穴に咲いていた芥子、ナガミヒナゲシでしょうか?







今の皿ヶ嶺はギンバイソウが主役、山を席捲しています。




昔乙女達が賑やかなので覗いてみると、タマガワホトトギスが群生していました。
少し小振りですが、こんなに沢山咲いているのを見たのは初めて。
ホトトギスの種類は見ていて楽しい。







ハガクレツリフネも今年初めて見ました。もう夏です。



コナスビ



モミジガサ




アサギマダラも一匹ふわふわ飛んでいました。




きれいな透明の蛾です。名前はわかりません。




脱皮する為に、木の幹を蝉の幼虫が登っています。
見たこののない幼虫です。
時間があればずっと見ていたかったが・・・







大樹とヤマアジサイと新緑。




樹の間からの街も光っています。




もうササユリは花季を過ぎたのか、2輪しか見かけませんでした。




竜神平を周回してくると、ハンカイソウが遠目にも鮮やかに咲いていたので、雨で湿原状態の竜神平の中央に向かうと、何輪かのミズチドリが花を開きかけていました。
蘭科の清楚な花です。 LUCKY




2012年7月16日月曜日

Final Concert





三連休、慌ただしく過ぎていきました。
日曜日は、小学2年から続けてきた三女のピアノのファイナルコンサート。
高校に入り部活や勉強で時間がとれなくなり、区切りの演奏です。




開演まで時間があるので、大洲の臥龍山荘周辺を散策、風情のある茶室です。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの一つ星です。







土曜日は、俳都へ。
俳句集団いつき組のオリンピックイヤー・スポレク企画のボーリング大会とビヤガーデンに参加です。
ボーリング大会、男子の部優勝 まるにっちゃん、女子の部優勝 野風さん、ペアの部優勝 瀑&正人組でした。
商品はふくちゃん提供の下駄です。



きとうじんスポレク部長の豪快な一投


高島屋のビアガーデンは大雨と雷の中でしたが、スカイドームなのでまったく問題ありません。
いつも通りの句会ライブ・兼題は梅雨の雷 も盛り上がりました。
帰りのJR最終便に滑り込みセーフ。



笹百合さんの華麗な一投


金曜日の夜はびやびや鰹で一杯。
びやびや鰹は臭みは全くなく、とてもマイルド。激美味です。




日曜の夜も、猪が捕れたのでいつもの大人の隠れ家での一杯。
飲みづくめです。
今日は海の日の行事、八幡浜港周辺の一斉清掃。
炎天下草を引きまくりました。
海も空も夏の様相です。




2012年7月12日木曜日

ブルーメンワンデルング石墨山 ササユリ





火曜日、代休を取り10時頃まで家でゆっくり過ごしていたが、天気が良いので急に思い立ち、皿ヶ嶺連峰の東端の石墨山へ向かった。
この山はササユリの群生地で、去年も同日に登っている。
遅い時間の出発なので、伊予IC-川内ICを利用し、黒森峠へと向かう。




標高約1000mの峠の駐車場にはウツボグサが群生していた。
ここでカップヌードルとおにぎりの昼食、12:20分には歩き出せた。



コバノフユイチゴ?


このルートは花や蝶などを多く見ることができ、またそれほどきつくないが、登り口付近は草が生い茂りキミが悪い。
キミが悪いのはマムシがいるかもしれないということ。
ストックで草を掻き分け、用心して歩く。



ヤマトウバナ







ヤマアジサイが盛り、尾根道の風は心地良い。




去年は幾種類かのキノコが眼を楽しませてくれたが、今年は出会えなかった。
去年のタマゴタケの友情出演。




イチヤクソウは割石峠までの木陰の道沿いにぽつぽつと咲いている。




オカトラノオはまだ咲き始めのようだ。よくみると花弁の一花一花が綺麗。







今年も黄色いニガナとシロバナハナニガナが同じようなところに咲いている。




そしてアサギマダラも同じ場所のヒヨドリバナに群がっている。
このルートの楽しみでもある。今年は4匹しかいなかった。 
風が強く、花にしっかりしがみついて、なかなか羽根を広げてくれない。







他の蝶も来て蜜を吸っている。他では見かけないから、よほどここのヒヨドリバナの蜜が美味しいのだろう。






トリアシショウマ?


東温高校小屋からは植林地帯へ入り、そこから急坂になる。
前日の雨で滑るが、ロープを利用して一気に笹原の肩まで登り切る。



ヤマシグレ




木々の森は今日も瑞々しい。







右手前が石墨山。
堂ヶ森~鞍瀬の頭~二の森と望めるが石鎚山は雲の中。




イワキンバイが崖の岩場に可憐に咲き誇っている。




さて、お目当てのササユリは割石峠下からちらほらと咲いており、植林地帯にも咲いていた。
肩の辺りから岩場までは去年の方が多く咲いていたように思う。また、今年のササユリは少し小振り。
それでも30本くらいには出会えた。










往路は写真を撮りながら2時間20分、復路は1時間30分。
今年は見に行く時間はとれないと思っていたので、天気が良くてラッキーだった。
平日の午後からの山行の為、誰一人として会わなかったけれど・・・
週末の疲れで体はきつかったが、ササユリや他の花達が頭を軽くしてくれた気がする。