奈良から京都は特急で36分程、昼前に着いて駅伝の応援へ。
7区の選手の全員が通り過ぎてからフィニッシュの西京極陸上競技場へは間に合わないと判断、あきらめて夕方までを外国人に人気NO.1の伏見稲荷大社へ。
初子祭の為か山門に至るまでもすごい人。
ここ千本鳥居の静けさの写真を撮りたかったが、人が途絶えるのは皆無。
随分待って撮れた一枚。
稲荷山山頂近くの一ノ峰までは40分ほどか?かなりの人がお参りに訪ねていた。
そこから御膳谷奉拝所を回って一周する人は少ない。
四ッ辻から1時間のルートを20分で飛ぶように歩く。
夕暮れになり人波は減っていたが、相変わらず人だかりが出来ていたのは露天の鯛焼きパフェ。
食事の為に四条へ、祇園から八坂通りを歩く。
京都の夕食はイタリアンレストラン「THE SODOH HIGASIYAMA」
次女の勤める会社の店の一つ。
デザートはリンゴのパブロバ、白ワインのザバイオーネ。
旅は3日目、昼過ぎの京都発の新幹線に乗るには2箇所しか行けない。
選んだのは京の冬の旅・非公開文化財特別公開中の智積院と三十三間堂。
陽が差しこんでいたと思っていたら、雪が舞い始める利休好みの名勝庭園。
ここでは桃山時代の長谷川等伯達の楓図、松図、桜図など国宝の障壁画を見ることができる。
そのレプリカも展示され、金箔や色の鮮やかさ等往事を再現しているというが、本物を見た後では迫力が違いすぎる。
今回この智積院を訪ねた理由のもう一つは、特別公開の宸殿の襖絵。
近代の作家ながら婦女喫茶図や松桜柳の図などの、豊かな色彩の図や静けさを感じさせる水墨画など、うっとりする作品ばかり。
撮影が許されたのはこの2点の襖絵のみ。
最後に三十三間堂、中央の中尊を中心に1001体の観音立像、風神、雷神像、観音二十八部衆像など平安から鎌倉期の見事な国宝の彫刻がずらり。
ため息ばかりの旅。
暮るるまで歩きし古都や湯葉雑炊
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