2/22 0:20の八幡浜発別府行きフェリーに乗船、会社のメンバーでくじゅうをめざす。
5時前まで船内休憩し、朝食の後牧ノ戸峠の登山口へは6時過ぎに到着。
道こそ除雪してあったが、駐車場はチェーンをつけなければ入れなく、おまけに満杯状態。
九州中の人が集まって来るのだろう。
7時に出発、朝日に映えた玖珠富士、湧蓋山と八丁原地熱発電所の煙が美しい。
今年は雪が多いらしく、また快晴の雪山日和、広々としたくじゅうを堪能できそうだ。
因みに出発時の温度はマイナス11度。
朝の柔らかい光に、兎の足跡が美しく。
雪紋が輝いている。
山と山の切れ間には、神秘的に阿蘇山が浮かび上がる。
西千里浜を進み、星生山分岐に着くと急坂を何人かが登っている。
雪の量が多ければ、溜まりになり難しいかと考えていたが、何とか行けそうだ。
雪山が初めてのSouさんは久住分かれで待つことになり、登りにかかる。
ここから望む点在する湿原の景はとても美しいのだが、当然雪に埋もれている。
やっと尾根までたどり着くが高低差は100m、前回の伊予冨士の半分ほどで意外と余裕があった。
扇ヶ鼻と久住山の間に祖母山が見えた。
そこから星生山頂までは10分、前後左右に美しい景が広がる。
山頂には5、6人が絶景を眺めていた。
三俣山はかなりの雪のようで、後日聞いた話によると2,3人がラッセルを交代しながら山頂を目指したとのこと。
雪の硫黄山もいいもんだ。
肥前ヶ城、扇ヶ鼻と西千里浜の景は、雪山の方が絵になる。
今回の山行は、具体的にどの山に登ろうという打ち合わせはしていなかったが、一番には星生崎の岩肌から西千里浜を覗いてみたいと考えていた。
どうもルートから外れているのは、滑落すれば危険とのことなのだろう。
いつ来ても絵になる場所だ。
久住分かれの避難小屋を見下ろす。
奥には左から天狗ヶ城、中岳、稲星山、久住山。
厚い氷もそろそろ薄くなる頃か、春を感じる一枚。
御池は完全に凍り、その上には雪がびっしり、皆ここで食事をとっていた。
ここまで雪があればスケートは無理だ。
上から望む池はステッチを掛けたよう。
今回登った山は沓掛山、星生山、中岳、天狗ヶ城の4峰、PEAKはそれぞれに異なった味わい。
天狗ヶ城から望む、くじゅう連山の最高峰中岳。
12:30には御池にて、昼食と珈琲をとり出発。
久住山に登るか迷ったが、温泉にゆっくり入り早い便で帰ろうということになり、帰途に着く。
14:15牧ノ戸峠の登山口に到着、19:30に四国に着くことが出来た。
本日の温泉 別府 鬼石の湯
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