日曜は雨の予報、家族は皆予定がありどうも一人になりそう。
ハードな登山や自転車の気分ではないので、森の中を気ままに歩ける四国カルスト・天狗高原を目指す。
朝7時10分発、神南山が美しい。
いつものルート、R197から地芳トンネルを抜け、西谷、猪伏林道を走るが、工事の為15分程足止めを食う。
日曜日以外は50分が通行不可になり10分しか通れないらしい。
天狗の森は紅葉が美しく、何度か車を停めてシャッターを切る。
天狗荘前には9:20着、9:35に大引割・小引割へ向けて歩き出す。
装備はウインドブレーカーと2台のカメラとドリンク、Wストックのみの気軽なハイキングだ。
標高差は200m程、往復8.6㎞、セラピーロードというだけあって本当に心地良い道、紅葉の中を鳥の声に耳を澄ませながら歩く。
紅葉も終わりの時期か、落ち葉の道だ。
花の時期もほとんど終わりで、イシズチウスバアザミしか見当たらない。
エナガ
鳥たちはいろんな種類が顔を出してくれるが、忙しく動き回り、なかなかモデルになってくれない。
コガラ
コゲラ
黒滝山からの合流点を過ぎ、下りにかかるとヒメシャラの森となる。
触ればひんやりとする、この赤い木が100本ほど見られるこの場所も好きな所。
大引割はそこからすぐ、歩き始めて1時間25分で到着。
木に寄り添い、覗き込めばかなり深い穴。
落ちたら確実に死ぬ。
地球の裂け目と言われるここは、有史以前の大地震によって出来たと言われ、岩盤が東西に割れ、幅は3m~8m、深さ30m、長さ約80mもの地割れが続いている。
穴の中へ途中まで降りてみた。
これ以上行けなくもないが・・・今回も許してやった。
小引割は大引割の北20mのところにあり、幅は1.5m~5m、深さ20m、長さ約100m。
国の天然記念物のこの場所からの帰りは緩い登りだが、ガシガシと歩いてみた、52分で到着。
標高1360mの天狗荘、温度は低いはずだがうっすらと汗をかいていた。
昼食をとり珈琲を飲み、13:00に出発。
まだ時間がたっぷりとあったので、ハートから落ちてくる瀑布、長沢の滝へ寄ってみた。
天狗高原のセラピーロードでもそんなに人と出会わなかったが、ここも誰もいない。
本当に良いところなんだけどなぁ。
本日の温泉 雲の上の温泉
小生も、昔はよく行ったものですが、最近は駐車場までですね。5~6年前に行ったのが最後だったか?
返信削除懐かしく見せていただきました。
自分も大引割まで歩いたのは久し振りでしたが、意外と近かった。
返信削除欅平のトチの木に会いに行こうかと思いましたが、今回は長沢の滝&温泉を優先しました。