2014年4月5日土曜日

九州はな紀行





例年は近辺の枝垂れ桜を見に行くのを楽しみにしていたが、今年は初めて九州の桜を訪ねてみた。
八幡浜発5:50の臼杵行きフェリーに乗船、最初に訪ねたのは大分県豊後大野市の原尻の滝。




田園に囲まれた平地に突如現れる、幅120m、高さ20mの滝は東洋のナイアガラと称されている。




水量が増えればもっと迫力が出そうだ。
もっとも桜の本数が少ないので、滝とコラボの写真は難しい。
これからほとりにチューリップが咲き誇るようだ。




次に訪ねたのは竹田市の岡城址。
滝廉太郎の荒城の月で有名な城址は、明治維新後の廃城令によって建造物はすべて破壊され、現在残っているのは石垣のみ。




標高325mにある城域は、東西2500m、南北362mと広大で、桜もたくさん植えられている。










1時間かけてゆっくりと古のロマンに浸りながら散策したが、また訪れたい城址。
石垣だけでも楽しめる岡城址。




昼食のこってり最強の熊本ラーメンを食す頃から、雨が本格的に降り出した。
桜が満開の熊本城に着いたのは14:30。




城から一番遠い第三駐車場から、15分かけて発券場に着いたがすごい人。
中国語や韓国語も入り乱れている。




少しそれた場所に老桜を発見。
たぶん城内で一番美しいと思われる大樹だが人がいない。
観光客とは面白いもので、皆同じルートをとりあまり脇目を振らない。




築城400年祭の一つとして開けられていた不開門。
標識があれば一部の人は見に行く。



裏からの熊本城




すごい人がいたのだが、辛抱強く待ってばらけた時の正面の一枚。







天守閣まで渋滞する階段を登る。
四隅の窓が開いていたので、やはり待ってシャッターを切る。







生活空間として利用された本丸御殿は、西南戦争で消失していたが、平成20年に復元された。
大名文化の粋を集めた大広間は見事。




宿は美人湯で知られる山鹿温泉。




二日目は鳥栖のアウトレットモールへ立ち寄った後、福岡県朝倉市の秋月城址へ。
筑前の小京都と呼ばれる秋月は、登城道であったところに50mの桜のトンネルがあり、杉の馬場と呼ばれている。
いろいろな店が並び、皆飲み食いしながら桜を楽しんでいた。




少し道をそれると、やはり静か。







道の片側は生活空間だが、自家製の漬け物等を並べ販売している。





帰りは別府発16:45のフェリー、やはり温泉に浸かって帰る。
九州には他にも見るべき桜の名所がたくさん。
また来年も訪れたいものだ。




2014年3月23日日曜日

ウグイスとヒレンジャク





今年は野鳥が少ないと聞いていたが、ウグイスとホオジロには散歩をしていると必ず会える。
ただ、ウグイスは声だけでなかなかモデルになってくれない。




逆光の中、+補正をしてぎりぎり絵になった。




いつもの堤防沿いの散歩道は、途中から河原に沿った木立の中を歩く道も取れる。
その中を歩いていると、聞き慣れないポポロポポロという鳴き声が聞こえてきた。
そっと近づくと20羽くらいのヒレンジャクが群れを成して樹上に並んでいた。




貌は怖いが、羽根の模様や長い冠羽に特徴のある美しい鳥。




その群れが一斉に移動し、木の実を啄み始めた。







食べながら糞をぽとぽと落としている。
この糞には粘着力があり、樹木に付着しそこからまた発芽するらしい。
いつもの倍、散歩に時間がかかったが、大歓迎の客の飛来だった。




2014年3月18日火曜日

菜の花畑Ⅱ





五郎の河川敷の菜の花畑は7ha、体調が戻ってきたので自転車を走らせた。
先日、カメラマンのGABOMI氏の八幡浜近辺の撮影に同行したが、河川敷に菜の花が咲き誇っている景は、徳島にも香川にも見ることがないと言って、小さな千丈川のほとりの菜の花を激写していた。
こんなに広々とした菜の花畑が近くにあるのは、幸せなことなのかもしれない。













順光と逆光で、随分と菜の花の印象が変わってくる。
早朝の光や夕方の光でもまた違ってくるのだろう。
また走って来よう。





2014年3月9日日曜日

遊子の段々畑





何年か前にいつき組の吟行句会で訪れた三浦半島の遊子へ。
自宅から車で一時間半。
宇和島南ICから西へ走れば海、そこから海岸線を走り、宇和海に突き出た半島を行くと、徐にこの段々畑が現れる。




耕して天に至る、の文字どおりの段々畑は、じゃが芋の緑がとてもきれい。




それにしても、先人の苦労が手に取るように心に染みてくる。










芸術作品の様でもある。




漁業と真珠や魚の養殖が生業の、浦ごとの集落には家々がびっしり。 





昼食は段々畑の登り口にある、だんだん茶屋にて鯛のぴちぴち丼を頂く。
新鮮この上なく美味。







2014年3月8日土曜日

菜の花畑





十数年ぶりにインフルエンザに罹った。
2日ほど熱と酷い頭痛、最初の2日は微熱程度、普通に家族と食事をとったが家族にはうつらなかった。
健康の為普段から歩き鍛えていたつもりだったが、全く関係なかった。
そんなもんだ。
1日おいて車で出張に出掛けた、途中何度か足の筋肉が引きつった。
筋肉の低下はあっという間だ。




今日は天気が良かったので、体がうずうずしてきたが自転車にも乗らず、ウォーキングにも出掛けず、久しぶりに洗車とメダカ鉢の水の入れ替え。

それでは脳がフラストレーション、7㎞上流の大洲の河川敷に菜の花を見に行く。
風が強いので、満開の菜の花畑に居たのは4~5家族。
明日こそは自転車を走らせてみるか・・・