2012年5月22日火曜日

ブルーメンワンデルング天狗の森





日曜日の予定は、庭の草引きと草刈り。
珈琲をゆっくりとたっぷり飲み、パソコンを弄っていたら、四国カルスト天狗荘のブログにヤマシャクヤクが満開の情報、ユキワリソウの写真もアップしてあった。
一昨日同じような道を走ったのに、ヤマシャクヤクの群生が見たくなり、10時前に家を出た。
檮原~地芳トンネル~猪伏林道経由で天狗高原への到着は11時40分。
辺りはガスがかかっているが、取り敢えず昼食をとり歩き出す。 



ムラサキエンレイソウ



東へ真っ直ぐ平坦なセラピーロードが伸びているが、標高1485mの天狗の森への山道を登る。
カルストの石灰岩がむき出しに点在している道だ。



見たことのない小さな花、セントウソウに似ているが?


前回来たのは秋で、このルートの花の種類の多さを実感していたが、出だしからいろんな花に出会う。
ウマノアシガタや、タチツボスミレが多い。



ニョイスミレ



ミヤマスミレ



ホウチャクソウ



ホソバノアマナ




小さな小さなフデリンドウが一輪。
見過ごしそうなほど小さいのでコケリンドウかと思うが、額が反っていない。




ピークの辺りにはイチリンソウが一番多く見られた。




お目当てのヤマシャクヤクは、最初、道の両脇に葉っぱが多数見られたが花がついていなかった。
けれど一輪見かけてからは、随所に見ることができるようになり、
天狗の森山頂を過ぎてからの森の中には、明かりが灯るように咲いていた。
辺りの霧と相まって幻想的でもあった。










とんだハプニング、野兎が跳びだして来た。
マクロレンズを装着していたので、うまく撮れなかった。
申し分ない可愛いらしさだったのに残念からげる。




それから20mくらい歩くと、待っていてくれていたようにもう一度姿を現し、森へ跳び込んだ。




山頂あたりから降り出した雨が強くなってきたので、合羽を装着、黒滝山へは進まず、セラピーロードを引き返すことにした。
残念ながらユキワリソウには会えず。



タニギキョウ



バライチゴ



ミツバツチグリ






カキドオシ



ヒメレンゲ




この山はいろんなバリエーションがあり、また比較的楽、そして花の種類が豊富なので、おすすめである。
ずっと奥まで行くと地球の割れ目の大引割・小引割を見ることができる。



猪伏林道途中のウツギ



藤の花



ヤブウツギ



オンツツジ


今日の温泉 小藪温泉

2012年5月18日金曜日

クマガイソウに会いに行く~大野ヶ原・原生林





ゼミの大先輩のH氏に誘って頂き、久万高原町東明神のクマガイソウに会いに行く。
待ち合わせ場所の六部堂のバス停前には、恩師、岩橋先生も来られていて感激。




そこから久万スキー場方面へ1キロ入ったところに個人が管理されている山草園がある。
クマガイソウは今までの山行では会えたことがなく、憧れの花。
H氏は今年は花が少ないと言われていたが、こんな群生を見ることができとても嬉しかった。







蘭科の美しい花だが、思っていたより大きい花だった。





 

先生は昔と変わらずにバイタリティに溢れている。
この後、別れてからお二人は檮原経由で三間まで行かれたらしい。






他に山草園に咲いていたのは、エビネラン、ヤマブキソウ、スズラン、テンナンショウ、ホウチャクソウ。シコクカッコソウは終わっていた。










奥さんは下調べで久万にケーキの美味しい店を探しており、昼前だったが苺ショートケーキとアールグレイティーを頂く。






そこから一路、大野ヶ原の原生林を目差す。約1時間で到着。




駐車場には、ウッドのテーブルと椅子が用意されており、ここで遅い昼食。
といってもカップヌードル。
原生林は牧場を過ぎた、このこんもりとした森。
ほぼフラットな上、整備されていて歩きやすい。






巨木は少ないが、山毛欅の原生林を歩くのはとても気持ちが良かった。
一時間ほどの散策だが、少し心が軽くなった気がする。




降り注ぐ木霊や眠き袋角

2012年5月16日水曜日

森の息吹 -皿ヶ嶺-




山毛欅の大樹とイチリンソウ


めろさんからのリクエスト
せっかくだから共生の雰囲気や森の息吹も味わいたいっす(*^_^*)

少ないですがアップしてみました。



イチリンソウとヤマルリソウ



イチリンソウ



コンロンソウ



風穴付近のコンロンソウ



コミヤマスミレ



コミヤマスミレの群生




シコクカッコソウとヤマルリソウ



ヤマブキソウ



ヤマブキソウとイチリンソウ



お気に入りの室のヤマブキソウ



 庭に勝手にはえている花たちⅡ



何と、隣の家との境の樫の木の下に咲いていたエビネラン














もう何年も前に母の植えていた花たちが、いろんなところに種を広げ、咲き続けているのだろう。