2012年3月7日水曜日

凜の世界


帰りをいそぐ 


いい写真でしょう。雪原の兎の足跡。




閉じこめる季節


つららに閉じこめられた葉っぱ、美しすぎます。
こんな写真は到底撮とれるものじゃありません。
当然、bakuの写真ではありません。
出張の夜に本屋で見つけた、銀塩写真と俳句で綴る 凜の世界です。
バイブルになりそうなので、購入しました。
春一番が吹き、雪の本を紹介するのはタイムオーバーではありますが・・・







写真 上杉満生さん、俳句 大高翔さんの作品集です。
一枚一枚、一句一句に惹きこまれました。




あとがき


白く静かに光る世界は、ずっと待ってくれていた。


足を踏み入れた途端に、たくさんのものが語りかけ、教えてくれる。


雪、氷、空、樹、葉の一枚さえも。


みんな、凜と生きている。


時に、自然の恐ろしいほどの力を感じ、それ以上の、ひたむきな美しさを、全身で受け止める。


いつしか、わたしの命も、ひたむきに鼓動を打ち始める。


真っ白な世界を後にしても、からだのなかに、たくさんの「凜」が息づいている。







我が家の玄関も模様替えしていました。もう春です。
あれれ、男雛と女雛の位置が逆じゃありませんか?奥さん。
これでいい、あっそう。






昨晩のさえずり句会で頂いたお菓子(半分は食べてしまった)とマグネット付ぽんぽんちゃんです。
たくさんの良い句に出会えました。笑いの絶えない句会がさえずり句会です。




旅人を深き深きへ呼ぶ枯野  大高 翔



2 件のコメント:

  1. バクさん、さえずり句会お疲れ様でした。
    ポンポン特選の句、改めて本当にいい句ですね~。
    美しいです。
    私が頂いた雪の句も、映像がくっきり浮かんでいます。
    写真も俳句も
    瞬間を切り取る感動。
    いつか、バッサリと切り取りたい私です。

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  2. 睦さん ありがとうございます。
    即吟は難しいけど、いろんな経験や、目に見、触れ感じたものが詩になる瞬間はとても嬉しいですね。
    17音で読者に感動を覚えさせる句はやはり理想です。
    昨日の睦さんの一句は、お父様が詠ませてくれた句なんでしょうね。

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