2021年10月26日火曜日

笹ヶ峰 秋の雪





句集上梓~写真&俳句展とばたばたした秋だったが、やっと落ち着いてきたので、うずうずしていた体を落ち着かすために山へと向かう。




どこも人が多いだろうと選んだのは、少しマニアックな笹ヶ峰直登ルート。
標高1150mから1860mを一気に登るコース。

この時期にはおっぱいの様なクチベニダケが楽しめる。







ロープが頼りのコースだが、中間点近くの少しの緩斜面では山毛欅の巨人たちが迎えてくれる。




霧に包まれた幻想的な山毛欅の森。




森林限界を越え、笹原に入るとまた急登。
秋の雪がぬかるみを作り、滑ってなかなか前に進めない。




山頂は視界が殆どなく、温度は0℃。
風が強いので体感はマイナス5℃か、昼食もそこそこに山頂を後にした。




山毛欅の大樹の様な兄貴。
笹ヶ峰は、句友鯛飯さんとの思い出の山でもある。





すぐやむさ兄貴よ秋の雪だから

すぐやむさ あにきよあきの ゆきだから


 

2021年10月11日月曜日

写真&俳句展





大洲のTODAY‘S GALLERYで開催していた写真&俳句展、無事終了しました。
句集木の精KUKUNOTI上梓の記念に、山歩きや旅で撮りためていた写真と、俳句を取り合わせた展示会。
初めての試みでしたが、たくさんの方に来て頂き、またお花やお菓子などのお祝いを頂き、厚く厚くお礼申し上げます。



















コロナ禍が少し終息した時期で何とか開催出来、久し振りの句友たちとの語らいはとても嬉しいものでした。




句友には二人の書道の先生がおり、お願いしてそれぞれに書いて頂きました。
高知の麻里子さんは、まほろば句会でご一緒している、書道+絵手紙の先生です。
 



天玲さんは、最も近い句友、肱川水系俳句俱楽部ほかいろいろな句会でご一緒しています。




今回の催しでは、お好きな写真と俳句を一点づつ選んで頂きました。
一番人気の写真と俳句を選ばれた方お一人づつと、全員の中から三名、合計五名様に記念の品を贈らせて頂く企画。
ギャラリーのキリコさん立ち合いの、厳正なる抽選の結果です。

松山市 大早様 倉敷市 濱田様 宇和島市 小野様 宇和島市 黒田様 八幡浜市 都築様




第五位 付俳句 海辺へと嫁げば海の運動会 





第四位 付俳句 実家は退屈ふうせん葛の種を選る





第三位 付俳句 鳥どちの恐るるものに春の玻璃





第二位 付俳句 降りそそぐ木霊や眠き袋角





第一位 付俳句 輿入れの狐に続く蝶千頭



俳句の部

第五位 龍神を鎮めよ千の夕菅よ

第三位 輿入れの狐に続く蝶千頭

第三位 かの歌は木の精ましら酒匂う

第一位 海の日を人魚のごとく過ごしおり

第一位 龍尾触れたか凍滝の崩れ落つ