2020年7月26日日曜日

佐田岬・ハマカンゾウ





3月より巡って来た佐田岬半島の最終章は、釜木、平磯、二名津、松、与侈、串、正野と巡り、四国最西端の佐田岬灯台へ。







各集落に大小の差はあれど、そこにはそれぞれの道路があり生活がある。



漁港に続く魅惑の階段






自宅からそれ程遠くない、半島巡りに半年近くかけたのは、季節ごとの海浜の植物観察。
この時期の佐田岬半島はハマカンゾウを筆頭に様々な花が溢れる最高の季節。



ハマナタマメ



テリハノイバラ



ハマウド



ハマゴウ



ヤブラン



ツルボ



ハマカンゾウ



オニユリ










海も空もどこまでも青く、花畑には様々な色が溢れている。





海までの小さき冒険半ズボン

うみまでのちさきぼうけんはんずぼん



2020年7月5日日曜日

石垣の集落・名取




小島

今年に入って愛媛~高知の半島を巡り、海辺の植物を探しては写真に収めている。
コロナ渦の昨今は、遠出を控え地元の佐田岬半島の集落を一つ一つ探索。
これがまた愉快、知られていない神社があり、公園があり、灯台がある。






番匠鼻




ハマツメクサ



ハマボッス



クルマバアカネ



オカヒジキ



ハマゴウ



ハマナタマメ



ハマユウ




軽自動車がやっとの岬の道には、野生の動物が我が物顔に闊歩している。




海に目を向けると九州を行きかうフェリー。




半島の道路は、集落を繋ぐ道と生業の蜜柑園を繋ぐ生活道。




半島巡りの最後にたどり着いたのは、魅惑の階段の続く名取。
宇和海を一望する、海岸より100m~150mの急傾斜地に石垣を高く積み上げた集落。











生活感溢れる迷路のような坂道を、汗をかきかき歩いてみる。














集落の最上部の小学校跡の石垣は、生い茂った草に隠れているものの、反り返った見事な石積み。
















こんな狭い集落だから一たび火災が起これば・・・
お地蔵さまが睨みをきかせている。







生活に欠かせない水は今も昔も命の綱。




灯台下暗し、こんな魅惑的な集落が近くにあったとは。





無線より海霧の詳細 途切れけり

むせんよりじりのしょうさい とぎれけり