2020年7月5日日曜日

石垣の集落・名取




小島

今年に入って愛媛~高知の半島を巡り、海辺の植物を探しては写真に収めている。
コロナ渦の昨今は、遠出を控え地元の佐田岬半島の集落を一つ一つ探索。
これがまた愉快、知られていない神社があり、公園があり、灯台がある。






番匠鼻




ハマツメクサ



ハマボッス



クルマバアカネ



オカヒジキ



ハマゴウ



ハマナタマメ



ハマユウ




軽自動車がやっとの岬の道には、野生の動物が我が物顔に闊歩している。




海に目を向けると九州を行きかうフェリー。




半島の道路は、集落を繋ぐ道と生業の蜜柑園を繋ぐ生活道。




半島巡りの最後にたどり着いたのは、魅惑の階段の続く名取。
宇和海を一望する、海岸より100m~150mの急傾斜地に石垣を高く積み上げた集落。











生活感溢れる迷路のような坂道を、汗をかきかき歩いてみる。














集落の最上部の小学校跡の石垣は、生い茂った草に隠れているものの、反り返った見事な石積み。
















こんな狭い集落だから一たび火災が起これば・・・
お地蔵さまが睨みをきかせている。







生活に欠かせない水は今も昔も命の綱。




灯台下暗し、こんな魅惑的な集落が近くにあったとは。





無線より海霧の詳細 途切れけり

むせんよりじりのしょうさい とぎれけり



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