2021年8月16日月曜日

軍艦島の秋


 


中原久遠さんの「はいくらぶ」の動画に「軍艦島の秋」を編集して頂きました。

以前アップした長崎・軍艦島の写真と共に俳句を紹介しています。










飛魚の滑空いろは丸見しか

とびうおのかっくう いろはまるみしか







秋風やリヤカー幅の島の道

あきかぜや リヤカーはばの しまのみち






リュウグウノツカイ月吐き打ち上がる

リュグウノツカイ つきはき うちあがる






虫すだく天動説の夜なりけり

むしすだく てんどうせつの よなりけり



2021年8月1日日曜日

2021 笹倉湿原 夏





石鎚山中の標高1410m地点に、ひっそりとたたずむ神の庭・笹倉湿原。
十年近く前から季節ごとに度々訪ねているが、真夏の訪問は初めてかもしれない。
森の中を延々と登る道、直射日光による疲労は少ないが、汗は半端なく落ち続ける。
それがとても心地いい。
 



今回のメンバーはbumisan,monsan,tomosan。
女性二人の疲労を心配していたが、蜜柑農家で普段から炎天の中を作業に勤しんでいる、彼女達の体力は大したもの。
往復とも予定より随分と早い山行となった。 










苔むした登山道は急坂ではあるが、山毛欅や樅、姫沙羅の大木が次々現れ変化に富んでいる。
アカガエルやザトウムシなどの小さな者たち、野鳥もまた歓迎してくれる。




少し登山道から外れた場所にある、秘密の山毛欅の洞に今回も立ち寄った。










トトロの洞の中から見上げる空は異次元。
そして猪の住処を越してゆく藪漕ぎは、アウトドアの醍醐味かもしれない。










水の溜まっていない笹倉湿原は少し残念ではあったが、これが真夏の神の庭の姿。




近年マスコミ等に取り上げられ、訪れる人が増えた為か、湿原を覆うウマスギゴケが確実に減り、神の庭の消滅が急速に進んでいる。
人間と自然の共生はなかなか。



 

はんざきを探る山中にて珈琲

はんざきをさぐるさんちゅうにてこーひー



2021年7月27日火曜日

2021 天狗高原




カキラン


オリンピック中だろうが、コロナ禍だろうが、天狗高原の花たちは違わずに可憐な姿を見せてくれる。



ハバヤマボクチ



ウツボグサ






ヒメユリ



ツリガネニンジン



ヒヨドリバナ



ハンカイソウ




なかでも石灰石の点在するカルストの草原の中に、ぽつんぽつんと姿をみせてくれるヒメユリを探しながら、一帯をくまなく歩くのがこの時期の楽しみ。










そして辺り一面を埋め尽くす、ハンカイソウの群生の圧巻の風景。







少し車を走らせれば、四季をとおして山野草を楽しめる場所が、近くにあるのは幸せなことだと思う。



 


樊噲草盛りや並ぶ牛の尻

はんかいそうざかりやならぶうしのしり


2021年7月5日月曜日

ピザ窯がやって来た





句友のキリコさんのギャラリーが堤防工事にかかり、ピザ窯の置き場所がなくなるとのことで、我が家にやってくることになった。




このピザ窯は、森のさかなで有名な彫刻家の故藤部吉人さんが、最後に作製されたポンペイ時代のパン窯形式の美しい作品。




うちにも藤部さんの梟がいる。




重機でトラックに載せ、我が家迄約8キロ、慎重に運んで貰います。






我が家に到着後、庭の片隅に仮置き。




ここで問題発生、クレーンが届かない。
地上から運ぶ方法で石屋さんに機械を借りれないか聞くも、1トンが限度。
重さは1.6トン、最大の重機を回して貰うことになった。










窯は屋根を越え、家と倉庫の間をそろりそろりと降りて来ます。











中庭に鎮座したピザ窯は、違和感なく溶け込みました。

やはりプロの技術は凄いです。






我が庭の捩花左巻きばかり

わがにわのねぢばなひだりまきばかり