2022年8月3日水曜日

投入堂





以前から訪ねたいと思っていた投入堂。
少し寄り道をして、涼しげな場所を歩く。





















三徳山三佛寺は、慶雲3年(706年)開山、修験道の行場として開かれた。




三佛寺本堂は老杉が繁り厳かな空気が漂っている。




日本一危険な国宝と言われる投入堂への道は、最初から急斜面の連続。
何箇所もある鎖場は、慣れない人には苦行の道かもしれない。




登山道の崖上に建立された文殊堂、地蔵堂、鐘楼堂、観音堂等は皆懸け造り。
眼下には絶景が広がるが足がすくむ。










登山口で往復3時間と言われたが(パンフは2時間)、30分で到着。
あっけないほど早く着いてしまった。




断崖で近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも立つとも表現し難い、優美な姿を醸している投入堂。
スマホで撮った写真には、プリズムがかかっていた。




予定より随分と早かったので、露天風呂で汗を流して帰路へ。





棒切れと出鱈目歌と夏の草

ぼうきれと でたらめうたと なつのくさ


 

2 件のコメント:

  1. 鎖の崖、足が滑りそう。プリズムの入った写真も素晴らしいです。30分で到着というのは、健脚+強運ですね! お写真、どれも素晴らしい。行きたいけれど、誰でも行けるところではないですね。

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  2. 死亡事故が結構あるようで、入り口で靴底の点検があります。
    30分は山登りをしている人ならそんな時間でしょう。
    決して急いだ訳でもなく、健脚でもありません。
    感動は保証します。

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