2013年7月6日土曜日

ササユリ -四国カルスト-





俳句甲子園愛媛予選の初戦、宇和島東Bチィーム VS 弓削高校Bチィームの試合。
初夏や五秒で駆ける沈下橋 VS 初夏の島々に佇む橋の上 で幕を開けた。
弓削高校のディベートの最初の質問は、沈下橋とは何ですか?
そうだね、我々は沈下橋の身近で育っているから、当然のようにその形、用途を解っているが、瀬戸内の島に住む高校生には見たことも聞いたこともない代物だったのだろう。

朝起きて天気予報を見ると曇り後晴れ、ササユリを求めて車を走らせることにした。
といっても山行には遅過ぎる時間、お湯を沸かし四国カルストを目指す。

途中に見つけた四万十川上流の小さな沈下橋「中古屋橋」、ここなら三秒で駆けれる。




四国カルスト、愛媛と高知の県境の地芳峠・姫鶴平には家から1時間40分で到着。
道が良くなり随分早くなった。




ここは下界とは別世界、大自然の中に牛が草を食み、季節の花々が咲き誇る。




石灰石の放牧場の中に親子を発見。
随分長い間眺めていたが、仔牛はずっと乳を放さなかった。




6月は端境期かどの山にも花が少ないが、今日はたくさんの花が咲いていた。
姫鶴荘前で見つけた初めて出会った花、ヤマオダマキ。
新しい花に出会えるのは嬉しい。



ミミナグサ



ニガナ



シロバナハナニガナ


 

アカショウマ?



コナスビ



キツネノボタン?



ウツボグサ



ハンカイソウ




ハンカイソウはまだ咲き始め、7月の終わりにこの丘はハンカイソウで埋め尽くされる。




黒牛は鉄条網が痛くないようだ。 




赤牛も。




一気に霧が出て、幻想的な雰囲気に。




さてお目当てのササユリは、天狗高原のキャンプ場の上の遊歩道沿い。







ぽつりぽつりではあるが、花が開いている。




遊歩道は結構広く、散策に丁度良い具合に場所場所でササユリを愛でることが出来た。







ササユリは今が見頃、7月の終わりにはササユリに代わってヒメユリが咲き、ハンカイソウが青空に映えるはず。





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