2012年10月21日日曜日

石鎚山 -東稜ルート-





石鎚山へのルートは幾通りかあるが、某TV局のK氏にこのルートは最高だよと、前々から聞かされていたのが東稜ルート。
6時過ぎに自宅をでるつもりが、携帯の目覚ましをうっかりドライブモードにしていた為寝坊、8時前に慌てて出発。
あ、登ったのは先週ね、ばたばたしていてやっとアップ。




天気は快晴、紅葉も終わりかけだが、ぎりぎりセーフといったところ。
スカイラインの途中、あまりに石鎚山がきれいで車を止め撮影した為、土小屋の出発は10時30分になってしまった。




一人の山行は好きな時に写真を撮り、マイペースで歩けるので、それも良し。




土小屋から通常ルートと東稜ルートの分岐までは丁度1時間。
通常ルートはこの写真の右を回って弥山に行くが、東稜ルートはこの尾根を登って南尖峰、天狗岳、弥山へ。
のっけから急坂だ。




道は分かりづらいが、しっかりした踏み後があるので、迷わず前へ進む。
急斜面の途中で70才前後の4人のパーティーが休んでいた。
女性が1人いたので、急峻な岩場があるけれど大丈夫ですかと声を掛けたら、北アルプスのどの程度の岩場かと逆切れぎみに返されたので、危険と思ったら引き返して下さい、自己責任ですよと、さっさとやり過ごす。




先行する何人かが目に入っていたので、安心して進む。
熊笹の道は斜度60度はありそう、笹を掴みながら上を目指す。






紅葉が見事だ。
とは言え、下を見ると足が震えるくらいの急坂、高所恐怖症のSやBなら絶対竦むに違いない。




この岩場が頂上らしい、右から回り込む。




横には、普段なら荒涼とした景を呈している墓場尾根だろうが、紅葉と競い合っている尾根は絶好の撮影ポイント。
お陰でレンズのフードカバーは岩と接触して傷だらけ。




最後の難関は3m近い垂直な岩、回り込むような迂回路はなさそうなので、岩の裂け目を探し、腕力でよじ登る。
ここからの景が一番びびるポイント、下を覗くととにかくおっかない。
そこからはすぐに南尖峰山頂に到着。




分岐から1時間、眼前に西ノ冠岳、二ノ森、鞍瀬ノ頭と絶景が広がる。




反対側の崖を覗くと通常ルート。




天気が良いので、天狗岳も弥山も人だらけ。
こんな岩場も、通ってきたルートからすると楽なハイキングロードだ。




振り返り、紅葉の天狗岳を一枚。




帰路、通って来た岩場を見上げ一枚。




本日の一枚は、いつもお上りさんと出迎えてくれる山毛欅の大樹の紅葉


2 件のコメント:

  1. 高所恐怖症のSです。 
    最後の壁のとこ、写真だけで脚の力が抜けてあきまへん。

    ヘタレの私には200%無理。
    しかしbakuさん、よう行ったな(・・;)
    それしか言葉がないです!

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  2. Seiさん 馬鹿の何とかと言って、少々の高さはへっちゃらなのですが、足場の悪い岩場では少々びびりながらシャッターを切りました。
    紅葉も鮮やかでした。

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