2012年8月2日木曜日

沈下橋





四万十ドラマという言葉があるが、蛇行して流れるこの川には約60の沈下橋があり、そこにはそれぞれの生活が営まれている。
四万十川の沈下橋は、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋、肱川の沈下橋とは少し趣が違う。
仕事で広見~江川崎~窪川~中村~江川崎とぐるっと回ってきた。




この道を通るたびに気になっていたのが、三島地区の鉄橋と沈下橋。
鉄橋の先に集落があり、その奥にトンネル、列車が消える。
何とも不思議で興味深い景だ。




沈下橋は自然に見事に溶け込んでおり、異郷の者に原風景的な懐かしさを思いおこさせてくれる。







こんな遊びもOK。
4mほどの飛び込みだが、以外と度胸がいる。跳んだ後には清々しさが残る。





11年前にタイムスリップ。

我が家の前にあった柿早沈下橋。
この後、もう一つの白滝橋との間に現在の白滝大橋が完成し、取り壊された。
同時に河川改修で堤防ができ、近くに団地や老健施設等ができ、環境も大きく変わってしまった。
便利にはなったけれどね。




夏休みには、この橋の上で毎晩、鰻釣りをしたもの。
都会に就職していた友達が帰省してきた時には、ビールを飲みながら橋の上で語り明かしたもの。













小さかった子供達も巣立っていきました。
あ、まだ一人残っています。




肱川の鰻食わせて帰しけり


2 件のコメント:

  1. 沈下橋もいいけど、姉妹3人が一緒に橋を渡ってる写真は、言葉は要らないっていう感じで、素敵なショットです。

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  2. Divaさん ありがとうございます。
    自分たちの年齢の10年はあっと言う間だけど、子供たちの10年は濃い時間なのだろうね。

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