2013年2月11日月曜日

雪の大座礼山 -眠れる山毛欅の巨人達-





何とかルートを確保し高度を上げて行くと、植林地帯から雑木の間をぬう道になり、道に迷うこともなくなった。
熊笹や低木に付いている、いろんな形の雪を楽しみながらゆっくりと登る。
しかし、木々に氷が付いていない。
うーむ。




小さな木から雪の棘が出ている。
よく見ると、木を覆う苔から花のような赤い胞子?が伸び、そこに雪が付いている。




平家平、三ツ森山から続く縦走ルートの分岐の尾根に着いたのは、12:05。
普段の倍の時間がかかっている。
雪山は時間がかかるものなのだ。@写真を撮るのに夢中




折り返す形で斜め上への道を進むと、この辺りから樹に雪が付いてきている。
石鎚山系の他の山は標高があるが若干低い大座礼山、少しほっとする。




まもなく大山毛欅の聖地に到着。
山毛欅の巨人達は、ひっそりと堂々と雪の中に佇んでいた。
枝の先の溶け始めた樹氷が、少しの風に落ちてくるが、青空に映え、まるで桜が咲いているように美しい。




























イナバウアーの樹も、以前のままに迎えてくれた。




どうか、この森が静かなままに、大山毛欅達を守って欲しいと節に願う。




山毛欅林から山頂までは10分程、1587.5mの山頂へは13:30に到着。
遅い昼食、食べることを忘れて、山毛欅達に見惚れていたようだ。




前回来た時は、ガスの為山頂からの景色は望めなかったが、今日は絶景が広がっている。
先週訪れた剣山系も望め、感慨も一入。
そして誰にも邪魔されない山頂、山毛欅の巨人達との再会、最高の山行である。




14:20に山頂を後にし、登山口到着は15:35。
林道から本道に出て直ぐに、ドライブ中の夫婦の車が雪道にスタックしておりレスキュー。
19:00に自宅に到着。
本日は聖がいない為?温泉はなし。





2013年2月10日日曜日

雪の大座礼山 -静かな山-




雪の大座礼山へ一度登りたい、山毛欅の巨人達に逢いに行きたいとずっと思っていたが、除雪している道ではないので、厳冬期にはまず行くことができない。
逆に温かければ道は通れても木に雪が付いていない。
今週も難しいと思っていたが、金曜日に松山での会議の帰りに皿ヶ嶺を望むと、山頂付近は白くなっていた。
これはチャンス。




朝5:40に家を出発。新居浜から大永山トンネルを越え、高知県境を目指す。
マイントピア別子を過ぎた辺りから道には新雪、そして 素晴らしい雪山が望めた。
上の写真が伊予冨士、下が笹ヶ峰、青空に映えている。




気温はマイナス4℃、別子のダム湖は凍っている。
今回はbumisanの車高のある四駆だが、早々にチェーンを装着した。
旧筏田津山荘からの大田尾越の山道(どこも山道だが)に入ると、新雪の上に轍がない。
おまけに雪の重さで木が倒れ、その上に岩がごろんごろんと横たわっている。
2箇所ほど雪道にスタックしたが、何とか9:40に登山口に到着した。




当然、車は1台もない。
物好きは我々だけのようで、静かな山行になりそうだ。




登山口横の小さな渓も雪。
しかし道にはけっこう雪があるのだが、木には氷が付いていない。
少々不安を覚えながら、アイゼンを装着し10:05に登山を開始。





昨日は1日でけっこう降ったようで、最初から30~40㎝のの雪道。
まだ雪が湿っていないので意外と歩き易い。
何度か渓を横切り、氷の造形美を楽しむ。










しかし静かだ。
たまに木の上から音一つ立てずに雪の塊が落ちてくる。
首に入ってギャーと叫ぶ仲間の声が山に響く。




上流部の渓は凍り付いている。




木の間から北に位置する山々が見えてくる。
東赤石山、八巻山。
登山口には車が止まっていなかったので、この山も静かなことだろう。




少し東の赤星山、カタクリの花もそろそろ芽吹いている頃か。





誰も歩いていない道はとても気持ちがいい。
しかし、ルートがわからない。
この斜面を登るか?斜めに行くか?
答えは10m登り、そこから斜めに進むが正解だった。
前回来た時の微かな記憶が頼り、雪山のルート確保はとても難しい。


TO BE CONTINUE

2013年2月4日月曜日

雪山のすすめ -剣山~次郎笈-





以前から冬の大座礼山に大山毛欅に逢いに行こうと話をしており、朝5:40に家を出発。
高速道路から望む、暁の空に浮かび上がる石鎚の嶺々のシルエットがとても美しい。
しかし、あまりにも天気が良すぎる。
前日の雨と4月上旬の陽気のせいで、樹上の雪は溶けてしまっていることだろう。
急遽目的地を変更、四国第二の高峰、徳島の剣山を目指すことにする。




9:30に登山口の見ノ越に到着。
普段はリフトで西島駅まで行けるのだが冬季は休業中。
40~50㎝の雪があり、神社横からアイゼンをつけて歩き出す。




50分で西島駅へ到着、4組が休憩していた。
そこからは急坂になるが、けっこう足取りは軽い。




50分で山頂小屋へ。
そこからは木道を歩き5分で1955mの三角点に到着。
空は澄み渡り360度の絶景、石鎚山系もはっきりと見ることが出来る。




11時半すぎだったが、若干一名腹が減ったと五月蠅いので早めの昼食。
気温は0℃だが、風もなく寒さを感じない。
先週登った寒風山のマイナス16℃とはえらい違いだ。




時間に余裕があるので一ノ森、二ノ森へ向かう選択肢もあったが、剣山山頂から臨む次郎笈はとても美しく、そちらへ向かうことにする。




振り返ると、けっこうな急斜面だ。
暑くてアンダーとシャツの二枚でOK.。




けっこう蹄の足跡が尾根沿いの道を横切っている。
何度となく目を凝らして熊笹の渓を探すが見つけることができなかった。
多分あいつ、マサイ族の目が欲しい。




3年前にここで出会った特別天然記念物のニホンカモシカ。




1時間10分で標高1930mの次郎笈に到着。
気温は10℃まで上がっている。
コーンスープを飲みしばし休憩、3組が同じようにくつろいでいた。





次郎笈から臨む剣山、一ノ森、二ノ森も美しい。




それにも増して、縦走ルートの天狗塚、牛ノ背、三嶺。
塔ノ丸、矢筈山、その向こうに連なる石鎚山系、冬山ならではの素晴らしい眺望だ。




帰りは剣山山頂に戻らず巻き道を歩く。
ここからが大変、あまり人は通っていないようで、雪に足をとられて前に進めない。




片足がずっぽり入ってしまうこともしばしばあり、西島駅まで1時間35分を要した。
そこからは一気に、25分で登山口まで下りる。
途中、温泉と軽く饂飩を食し、自宅に返り着いたのは21時15分。
筋肉痛はたぶん明日。





本日の温泉  木綿麻温泉

2013年1月31日木曜日

鳥を撮る -志島ヶ原-





日曜日、俳友で鳥友の鯛飯さんのブログにキクイタダキ(マツムシリ)が来ているとの情報があり、愛媛駅伝に出場している八幡浜高校の応援も兼ねて出掛けて来た。




北条の2区から3区への中継点で待ち受けることに。
まず女子が来た。
社会人チーム、大学チームを差し置いてトップでの襷渡し、最終的には大学駅伝第4位の松山大学に逆転され2位とはなったものの大したもんだ。
実は三女はアンカーを務める予定だったのだが、3日前に熱を出してしまい、走れなかった。
それもまた糧となることだろう。


 


男子は6区の走者。
優勝候補愛媛銀行に続いての2位に付けていたが、その後逆転して優勝を遂げた。
今年も八幡浜高校は男女とも強いぞ。




昼食はみかりさんに情報を頂き、今治のヌーベルテロワールのランチ。
前菜のカルパッチョとメインデッシュに魚とチキン、ポテトスープ&野菜や飲み物は食べ放題の一〇五〇円。
俳友のちろりん農園の有機栽培の野菜に、お米は高知の棚田米、洗練された味に素材の良さ。
あねご姉さんならずとも通いたくなる店だ。



キクイタダキ

奥さんをグランフジに降ろして、目的の桜井の志島ヶ原・綱敷天満宮に着いたのは2時すぎ、広大な松林が広がる。
この近所に住まわれている桜井教人、みかり夫妻に案内してもらっていると、鯛飯さんも現れた。
前日にはリンダさんも来られていたらしく、近頃、皆さん俳人なのかバーダーなのかよくわからない。
自分も含めてだが、共通点は好奇心が旺盛。

数年前の一句一遊の兼題にキクイタダキが出題され、かねがね逢ってみたいと思っていた鳥。
声はすれども姿が見えなかったが、タイムリミットの4時前にやっと姿を見せてくれた。




腕が悪いので見づらい写真になってしまったが、頭のてっぺんに菊の花びらのような紋がある、雀サイズの小さい鳥だ。



カワラヒワ

他にも何種類かの鳥に出会えた。たまには遠出をするのもいいもんだ。
充実した一日。



コゲラ



ジョウビタキ♂



ツグミ



ビンズイ




漱石の松山嫌い松毟鳥