標高475mの立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継ぎ、標高2450mの室堂へ。
高原は紅葉が始まっており、チングルマ、イワイチョウが綺麗。
室堂山、浄土山経由の予定だったが視界が悪く直行に変更、霧雨の中、山小屋を目指す。
45分で標高2700mの一の越山荘着。
夜には雨が降り出し、ダウンを着て布団に入るが寒くて中々眠れなかった。
7:50立山山頂、標高3003m雄山着、日本三霊山、信仰の山。
国内で初めてと認められた、氷河が近くに見られた。
崖を登り下り、標高3015mの大汝山、2999mの富士ノ折立をクリア。
右も左も眼下は絶景、黒部ダム、遠くに富山湾も望めた。
2861m真砂岳、別山2874m、劔御前2776m、アップダウンの登山道はきつく、高山病か?頭が少しくらくらする。
眼前に劔岳、紅葉、至福の山行。
高度が下がると共に、本日の宿雷鳥沢ヒュッテが大きく見えてくる、13:40着。
最終日は朝から雨の予報だったが、徐々に霧が晴れ、雨にも降られなかった。
岩雲雀
今回の山行の目的の一つは雷鳥を撮ることだったが、最終日にやっと間近に出逢えることが出来た。
風呂で一緒だったカメラマンから、春先にはよく見られるが、この時期に出会えたら超ラッキーと聞いていたので、喜びも一入。
クマ出没の為、通行禁止の道も多く、登山届提出の折に注意を促されていたので、無事に完歩出来たことに安堵。
おまけの寄り道は日本一の落差を誇る、称名の滝。
木の匙に磨研紙あつる良夜かな
きのさじに まけんしあつる りょうやかな