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2012年10月6日土曜日

ブルーメンワンデルング皿ヶ嶺Ⅴ





何故か夏を過ぎると皿ヶ嶺に登らなくなる。
紅葉の便りが届くと、どうしても深い山を目指してしまうからだ。
けれど、ちょこっと歩きたいと思った時には、ここに足が向いてしまう。
今年5回目の皿ヶ嶺、いつもたくさんの花が咲いているのがこの山の魅力。






風穴の駐車場までの道沿いには、キバナアキギリとアキチョウジが咲き誇っている。




今回も昼食はカップヌードル。
歩き始めると、いろんな花が途切れることなく迎えてくれる。



ハガクレツリフネ


レイジンソウ


シコクブシ(トリカブト)


モミジガサ


シロヨメナ


ジンジソウ 


オオバショウマ



まだ紅葉には少し早いと思っていたが、中腹を過ぎると、何本かは色づき始めている。






やあ、もう秋なんだ。




竜神平が近づくと、いつものとおり花はなくなってくる。
マムシグサが実をつけていた。
ススキ原の竜神平は、登山道と全く違う植生、湿地の植物が多く見られる。



ソバナ?


ヤマラッキョウ


ガンクビソウ



湿地の片隅に、赤茶色に枯れたような葉っぱの群生を見つけたが、花を咲かせていたのは、この一輪のみ。
サクラソウ科のヌマトラノオだろうか?
見落としそうな花だ。




今回も山頂には行かずに、ススキ原を散策して、帰ってきた。
ゆっくりと3時間、気楽でいい。




今日は鳥の声が聞こえないと思っていたら、エナガが3匹ほど、目の前の大樹に現れ遊び始めた。
しかし、レンズを取り替えているうちに、姿を消してしまった。
そのまま重い望遠を下げて歩いていると、遠くの樹間に何やら動いたように思えた。
二羽がちょこっと戯れて下界へと飛び去ったが、カケスのようだ。
こんな出会いも楽しみの一つ。







本日の一枚は、秋の気配の朽ちていく大樹


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