半年ぶりの花を楽しみながらのトレッキング=ブルーメンワンデルング。
鳥にうつつを抜かしていた訳ではなく、花のない季節だからしょうがなく鳥を撮っていた、とも違うなぁ。
大分県の由布岳の隣の飯盛ヶ城は花の山だと聞いていた。
黄色いスミレが咲き小さなエヒメアヤメが自生しているという。
連休前のこの季節にしか見られないはずと思い立ち、八幡浜6:20発のフェリーに乗り別府へ。
天気予報は晴れだったのに小雨がぱらついている。
そして風が強く、寒い。
右の由布岳はガスの中、飯盛ヶ城が小さく見えるが、標高は1000m以上ある。
15分程草原を歩くと林に入る、途中までは由布岳登山道と一緒。
早速、蛸のような変なキノコ、ツチグリに出会う。
そして、まだ種類こそ少ないが、四国では見たことのない花に出会う。
ジロボウエンゴサク
ミヤマキケマン
エイザンスミレ
タチツボスミレ=これは四国でもたくさん見かける
アケボノスミレ
合野越から由布岳の登山道を左にそれ、5分もたたず飯盛ヶ城の直下に至る。
登山者は老若を問わず結構な人がいたが、皆、由布岳を目指すようだ。
霧の中では何も見えないぞと思うが、あちらはあんな風の吹きっさらしのところによく行くものだと思っているに違いない。
雨は止んでいたが、吹き飛ばされそうな強風と手が凍えそうな寒さだった。
山の反対側は野焼きが済み青々としてきているのに、反対側は枯野だ。
やっとキスミレがたくさん目につき始めたが、他には花らしい花は目につかない。
この花ははっきり開いてなく名前不明
カンスゲ
センボンヤリ
あっという間に山頂へ着いてしまった。
晴れていたら間近に堂々とした由布岳を望められるが霧の中。
それでも景色はそれなりに楽しめる。
湯布院の町を望み、
これからの下山ルートを望む。
山頂からは登山道を外れ、右へ左へエヒメアヤメを探して下る。
ところどころでキスミレを撮りながら。
エヒメアヤメは10㎝にも満たない小さなアヤメ、なかなか見つけることが出来なかったが、最終的には12~13の花を見つけることが出来た。
わざわざ九州くんだりまで来た価値は十分にあったと思う。
車を城島高原の方に引き返していると、道の直ぐ傍におまけのようにサクラソウの大群生が広がっていた。
TO BE CONTINUE
ワテは昨秋一足お先に登らしてもらいましたが、確かに由布岳に比べると横にあるオマケみたいな山ですが、ところがどっこいええんですなあ!
返信削除景色はメッチャええし、天気良ければ弁当食いながら何時間でものんびりできるしピクニックには最高かと。
Bakuさんはちょっと寒かったみたいですが、それなりに花の収穫があって良かったですな。
ワテは次機会あれば暖かい日に昼寝でもしに行ってみようかと思います(^-^)
Seiさん、確かに昼寝には最適の山です。
返信削除そして周りにはいろんな種類の温泉、天国に一番近い山かもしれません。