湯布院のホテルは、どこも温泉から美しい由布岳を望めることが自慢のようだ。
いつも見上げるばかりだったお山に今回は挑戦。
メンバーは聖、ぶみさん、荘さんの4名。
八幡浜発6:20のフェリーに乗り、別府着9:00、10:00に登山開始。
豊後富士と称される山の裾野はなだらかな草原、天気も良く紅葉も見頃とあってかなりの人が由布岳へ向かっている。
横には柔らかい日差しを浴びた飯盛ケ城が輝く。
草原を越えて樹林帯に入ると、すぐに真っ赤な紅葉が出迎えてくれた。
緑や黄色やオレンジや見事な配色の紅葉。
こんな柔らかな紅葉はとても心が和む。
45分で合野越へ到着、たくさんの人が休憩している。
ここから上は低木になり紅葉が減ってくるが、代わりに雄大な景色が楽しめるようになる。
高度を増すと共に若干傾斜はきつくなるが、登山道はジグザクになっており、しんどくはない。
ただ、10人ほどの道を譲ろうとしない年配の登山者の為に後続は大渋滞。
お陰で東峰と西峰の分岐のマタエまで2時間も費やしてしまった。
ここで昼食。吉野家の牛丼に、カップ味噌汁、そして食後のコーヒー。
西峰に行くには蟹の横ばいの崖と急な岩場を鎖を伝って登らなければならない。
高所恐怖症の聖と荘さんは東峰へ。
ぶみさんと2人西峰へ向う。
普段なら10分程の距離だが30分かかってしまった。
西峰山頂から東峰を望む。
噴火の影響だろうか、草木が全く生えていない。
眼下は絶景。小さく飯盛ケ城、そして湯布院の町が広がる。
引き返さずにお鉢回りのコースをとる。
よじ登るような岩場が続き、そして滑る岩に意外と苦戦する。
カメラを仕舞えばなんてことはないのだろうが・・・
西峰から東峰は丁度1時間。
ガスが出たり引いたりではあるが、どうも別府方面の眺望はあまりきかないようだ。
2人なので一気に山を下る。
マタエからはハイペース、1時間20分で登山口へ。
先に下山して飯盛ケ城山頂でゆっくりしていた2人とは15分差の15:55に到着。
下山途中に出会ったナイスガイ。
薬罐をリュックにぶら下げているのが愉快、きっと山頂でカップラーメンパーティをするに違いない。
カメラを向けると、下山してきた知らないおっさんもポーズをとった。
午前の光と午後の光は微妙に変わり、飯盛ケ城も違った表情をみせてくれる。
ドラマチックに撮ってみた。
木々もまた違った表情。
今日の一枚は美しきNIPPON
本日の温泉 城島高原ホテル・大地の湯
典型的な双耳峰の由布岳、見る角度によっては左右対称に近くその美しさ、登りやすさでは日本でもトップクラスやないですか?
返信削除他の双耳峰行った事無いんであくまでも個人的見解ですが…
かねてより行ってみたいと思っていたんで今回実現できて
ホントに良かったし、誘ってくれたbaku氏には感謝してます(^-^)
西峰をパスしたんは少々心残りですが、どうしても障子戸のトラバースが見てるだけで恐くて安全策を選択しました。
それはそれで良かったと思うし、代わりに登った飯盛ヶ城が最高でロケーションは由布岳よりいい位でした。
チョイと弁当持って行くには格好の山かと思います。
けど大分に住んでる人が羨ましいですなあ!
Seiさん、素晴らしい紅葉にも感動しましたね。
返信削除今回のトラバースの回避は正解です。山は自己責任、判断力がものをいいます。
春には飯盛ヶ城にアヤメの花を撮りに行きたいものです。