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2012年8月17日金曜日

河童





小学生の頃の夏休みは、朝から晩まで家の前の肱川で泳ぐのが日課だった。
藁屋根の簡易の見張り小屋を親たちが作り、3人づつ当番で監視にあたってくれていた。
それは毎年お盆までで、お盆を過ぎると誰も泳ぎには行かなかった。
それ以降に川に入ると、エンコ=河童にシリコダマを抜かれるとのこと。
当時、シリコダマが何なのかは誰もわかっていなかった。
今もってわかっていないけれど。




河童は獺と同意にも捉えられていたようで、うちの辺りではスタンダードな妖怪だ。
先日、高知の窪川の手前、四万十町打井川の海洋堂かっぱ館に行って来た。
公募された四万十川かっぱ造形大賞の河童1300点が展示されてあり、気に入った河童を撮ってきた。

























元々、この打井川地区には河童伝説はないそうで、そこにあえてかっぱ館を作り、伝説を作ろうとしているらしい。
まぁ、世知辛い世の中、こんな愉快な施設が一つくらいあってもいいではないか。







水澄むや累代伝わる河童の手


2 件のコメント:

  1. 結構リアルな作りもので、このかっぱ館を作った人の本気度が垣間見えます。

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  2. Divaさん 各自の想像力と造形力、迫力が楽しませてくれます。
    グロテスクだから嫌だと言う人もいるでしょうけどね。

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