2013年7月21日日曜日

瀬戸内国際芸術祭2013IN豊島  Ⅰ





ここ数年、香川と岡山の間の瀬戸内海に浮かぶ島々が、芸術の島として脚光を浴びている。
直島を訪ねた友人から素晴らしかったとの話を聞き、是非行きたいと思っていたら、今回隣の豊島(てしま)へ行く機会を得た。




乗り込んだのは高松発直島経由豊島行きの小さな高速船。




一番前の操舵室の後ろに陣取り、55分の船旅を楽しむ。




10:00着、用意して頂いていたバスに乗り込み、島内の何カ所かの美術施設を巡る。




ただ、島内の美術館の内部は殆どが撮影禁止。
仕方がない、その周りの景色を収めるしかない。




意外と題材は多い。







新しい施設や芸術作品が島の暮らしの中に見事に溶け込み、違和感なく調和している。




積み上げられた古いのか新しいのかわからない錨。
これは作品ではない。




このおいさん達も演出している訳ではない。




美術館へ行く途中の何気ない光景だが、惹かれるものが多数。







小さなひなびた漁村から、海岸へと続く道。




海岸に出ると小さな美術館に着いた。




心臓音のアーカイブと題された、様々の人の心臓音を集め聴かせる美術館。
裸電球一個の真っ暗な闇の中で人の心臓音を聞く。
生の証し。
登録すれば、自分の心臓音を録音し、聴くこともできる。




館を出て、海を眺めると心が落ち着いたのは・・・・




これも作品ではない。










バスに乗り込み、小さな峠を越え、山を下ると土の中に現れた白い不可思議な建物。




豊島美術館。
受付も館も売店も土の中。




館に入る為には、遊歩道をぐるっと回らなければならない。
小さな島に広がる棚田が見える。




そして、海。
すべてが美術館の一部なのだろう。




広さは40×60m、高さは4.5m。
コンクリートのシェル構造で、もちろん空間に柱は一本もない。
ここも撮影禁止なので、インターネットより内部の画像を頂いた。













内部は不思議な世界。
ホワイトコンクリート の白と柔らかなグレーの世界。
2ヶ所の円い穴より差しこむ光と青空、そして鳥の囀り、他には何もない。
よく耳を澄ますと微かに波の音が聞こえた ような気がする。

小さなピンポンの様な卵より、水がぽつんと湧く。
それが大きくなると、生きもの様にすっと移動する。
水玉が固まって動くところは、風の谷のナウシカの王蟲の移動を想像してしまった。
一箇所には溜まりがあるが、それも移動するのか?

みなが寝そべったり、膝を組んだり、思い思いにこの静かな無の世界を楽しんでいた。





老鶯の静寂毀せり水の如



TO BE CONTINUED・・

2013年7月16日火曜日

さぬきうどん・ランキングⅡ





春先まではちょこちょこと自転車に乗っていたが、忙しくなるにつれてだんだんと遠ざかり、早く家に帰れた日もウォーキングに勤しむ日々。

とは言え、自転車に乗るのは結構楽しい。
先週から復活させた。
家から肱川河口の長浜へは約7㎞、浜をうろつき帰って来ると約1時間・20㎞、丁度良い時間と距離。




今は7時過ぎが夕陽の沈む時間。




黄昏れるには丁度良い。





さて、久し振りのさぬきうどんランキング。
点数は10点満点です。
6点以下は掲載しません。(やはり不味い店もある)




善通寺市金蔵寺 はなや食堂
6.0点

麺はまぁまぁ。出汁はうすく物足りなさが残る。
するめや飯蛸の天麩羅が珍しい。
昭和初期の食堂と言った感じでタイムスリップしたような空間。




まんのう町公文 山神うどん
6.0点

大豆出汁の少し細い麺。
地元の人も気軽に出入りする、田舎の昔ながらのうどん。




三豊市鳥坂上 うどん一
6.5点

麺は標準的で食べやすい。出汁はいりこと昆布の少し薄味。
国道沿いの新しい店。




四国中央市中曽根町 いしづ
7.0点

かつおだし・風味があり、麺もしっかりしている。
四国中央、豊浜の一押し。




松山市新立 ばっちこい
7.0点

松山で食すさぬきうどん。
麺は結構しっかりしていて味がある。
愛媛県風の少し甘めのいりこ出汁。
天ぷらものも美味しい。




坂出市富士見町 日の出製麺所
7.5点

出汁はあっさり、麺は甘みがあり美味い。
ねぎは自分でハサミで切る。
昼のみしか営業していないが、回転が早く殆ど待たなくていい。




高松市多賀町 うどん馬鹿一代
7.5点

麺はかなりしっかりとしたこしがある。喉ごしがよくけっこういけるが、少し出汁が堅いのが欠点。




高松市郷東町 はりや
8.0点

麺はコシがありかつもちもち。出汁もしっかりしていて美味い。
天ぷらはごっそり入り、普通盛りで満腹。
夏場は殆どの人が天ぷら+のザルを食す。
いつもかなりの列があり、30分以上は待つ覚悟が必要。



恐るべしさぬきうどん


2013年7月13日土曜日

美味いもの図鑑 vol.4





日本最後の清流と言われる四万十川へは、我家から1時間20分。
宇和島まで高速が延び、随分近くなった。




家の前には肱川が流れているので、川が珍しい訳ではないが、やはり四万十川には風情がある。
40以上の沈下橋やそこに息づく生活感が、旅人を惹き付ける魅力を持っているのだろう。




今回、FM大分さんとのコラボでカヌー体験ツアーを実施することになり、下見に出掛けてきた。
同行者はカリスマDJのクボタヨシフミ氏。
去年、石鎚山へ一緒に登ったが、川の中でもワイルド。




2時間基本的なレッスンを受け、昼から8㎞のカヌーツーリング。
途中合流する、支流の目黒川で川遊び。




おっさんもぷかぷか流れてみる。




そして、しっかりと漕ぐ。







自然を愛で、自然と一体になり、四万十を楽しむ。
何と贅沢な時間なのだろう。
ゴールの岩間沈下橋ではみんな万歳の雄叫びを上げた。




瀑的美味いもの vol.4

「末廣 天然うなぎ料理」



北宇和郡松野町松丸


天然のうなぎは脂がのってなく、皮だらけで身が少ない。
食べ慣れている養殖のうなぎの方が美味しい、と言う方が結構いるが、小学生の頃から目の前の肱川でうなぎ釣りに勤しみ、舌鼓を打って来た者にはここのうなぎは格別。

養殖のうなぎの値段が高騰し、巷の鰻屋では数年で倍の値段になってしまった。
なれど四万十川の天然のうなぎは極端には減っていないようで、ここ末廣の値段は変わっていない。
と言っても仕入れ値はじわりじわりと上がっているらしく、女将さんはこれ以上上がれば続けることができないと嘆いておられた。







仕入れた鰻を見せて頂いた。
腹が黄色いのが天然の特徴。
某牛丼屋のような馬鹿でかいのは一匹もいない。




炭火の香ばしさがうなぎに染みて、抜群に美味い。


うな丼 2,900円
うな重 3,900円


2013年7月6日土曜日

ササユリ -四国カルスト-





俳句甲子園愛媛予選の初戦、宇和島東Bチィーム VS 弓削高校Bチィームの試合。
初夏や五秒で駆ける沈下橋 VS 初夏の島々に佇む橋の上 で幕を開けた。
弓削高校のディベートの最初の質問は、沈下橋とは何ですか?
そうだね、我々は沈下橋の身近で育っているから、当然のようにその形、用途を解っているが、瀬戸内の島に住む高校生には見たことも聞いたこともない代物だったのだろう。

朝起きて天気予報を見ると曇り後晴れ、ササユリを求めて車を走らせることにした。
といっても山行には遅過ぎる時間、お湯を沸かし四国カルストを目指す。

途中に見つけた四万十川上流の小さな沈下橋「中古屋橋」、ここなら三秒で駆けれる。




四国カルスト、愛媛と高知の県境の地芳峠・姫鶴平には家から1時間40分で到着。
道が良くなり随分早くなった。




ここは下界とは別世界、大自然の中に牛が草を食み、季節の花々が咲き誇る。




石灰石の放牧場の中に親子を発見。
随分長い間眺めていたが、仔牛はずっと乳を放さなかった。




6月は端境期かどの山にも花が少ないが、今日はたくさんの花が咲いていた。
姫鶴荘前で見つけた初めて出会った花、ヤマオダマキ。
新しい花に出会えるのは嬉しい。



ミミナグサ



ニガナ



シロバナハナニガナ


 

アカショウマ?



コナスビ



キツネノボタン?



ウツボグサ



ハンカイソウ




ハンカイソウはまだ咲き始め、7月の終わりにこの丘はハンカイソウで埋め尽くされる。




黒牛は鉄条網が痛くないようだ。 




赤牛も。




一気に霧が出て、幻想的な雰囲気に。




さてお目当てのササユリは、天狗高原のキャンプ場の上の遊歩道沿い。







ぽつりぽつりではあるが、花が開いている。




遊歩道は結構広く、散策に丁度良い具合に場所場所でササユリを愛でることが出来た。







ササユリは今が見頃、7月の終わりにはササユリに代わってヒメユリが咲き、ハンカイソウが青空に映えるはず。