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2014年5月11日日曜日

アケボノツツジと東西赤石山縦走





GWの代休に、以前より挑んでみたかった法皇山脈の東赤石山、西赤石山を縦走してきた。
ハードな行程&岩場の稜線歩きがあるので、単独行は避けbumisanとの山行。
5時前に自宅を出発、筏津登山口を7:13発。
瀬場谷の分岐から渓を越え、東ルートで標高差約1000mを一気に登り東赤石山をめざす。



アケボノツツジ



アカイシミツバツツジ



イシズチザクラ

この季節は登山道沿いにいろんな花木が現れ、もっとも楽しめる季節。




このコースは2度目だが、日が暮れるまでには下山したいとの思惑で、前回よりかなり早めのペース。




10:00、少し前に出発した男女3人組とほぼ同時に山頂に到着。
若いとはいえ女性2人の脚力は大したものだ。
年配の夫婦ともすれ違ったが、朝4時に日浦登山口から登ってきたとのこと、アンビリーバブル。




次のピークは岩の山、八巻山へ10:48着。
振り返ると東赤石山はまた霧に覆われ始めた。




ここで昼食、朝食は4時すぎだったので腹は空きまくっている。
この時期は西赤石山のアケボノツツジが目的の人が多く誰も来ない。
11:05発。




八巻山からは赤石山荘へいったん下りて西に向かうのが一般的のようだが、今回は岩場の稜線歩きに挑戦してみた。
どこをどう通ればいいのか、ルートを慎重に選び、時には断崖で前に進めない為に引き返したりを繰り返す。
五十肩で右腕が使えないのがこたえる。




振り返ってみるとこんな岩山、雨の日には絶対避けたいコース。




岩稜が続く為、思わぬ時間がかかってしまう。




とは言え、この様な景色に出会えるのだから止められない。







11:55石室越着、標識には悪路となっていた。




続いて、前赤石山の側面の迂回ルートの狭い岩場を越えていく。




この岩場で飛び込んできたのが、山腹のアケボノツツジ。




なんと美しい色、今回の山行はこの景色に出会えたことだけで満点に近い。




12:43物住頭着




13:34西赤石山着、たんたんと歩いたが思ったより時間がかかってしまった。
山頂付近のアケボノツツジは2年前のこの時期には満開だったが、今回はまだ蕾が膨らんでいない。
来週末あたりが丁度いいのかもしれない。




兜岩から望む西赤石山のアケボノツツジは圧巻なのだが、上から望むとそのルートでは気付かない場所にも群落が広がっている。




植林の中にもアケボノツツジ、遠く東平が見える。




この景色で今回の山行は120点になった。




徐々に高度を下げ、15:00銅山越着。
標高は約1300m、疲労は溜まってきているがあとはゆっくりと下るのみ。













様々な別子銅山の遺構に足を止めながら、日浦登山口に16:20到着。
ハードではあるが満ち足りた9時間強、歩行距離13.2㎞の山行。
事前に置いていた愛車で、出発地まで4㎞の下り坂のサイクリング。




本日の温泉 新居浜パナス


2 件のコメント:

  1. 先週(10/4)、晴れマークが出てたので行ってきました。
    筏津から赤石山荘方面への谷沿いコースを経由して東赤石に。
    しかし、霧、というよりも雲の中にいるのでしょう、視界不良。
    八巻山を越えたあたりから怖くなって、縦走を断念。
    巻道から物住頭とも思いましたが、赤石山荘へ下りたところで気持ちが萎え、来た道を下山しました。

    季節柄、花はあまり期待していなかったのですが、マツムシソウが結構咲いていて、慰められました。
    他に終わりかけのオトメシャジン、まだこれからのオオトウヒレン、タカネバラの実など、来たなりのものは見られたかな?と思います。

    この与太も乙女沙参も霧の中

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  2. 石鎚山は最高の雲海が見えたようですが、標高の若干低い東赤石は雲の中なのですね。
    山はタイミングが難しい。
    岩だらけの道、そして這うような崖、視界が悪いときは無理をせずです。
    マツムシソウ可憐でいいですね。タカネバラは一度見てみたい花です。

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