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2014年2月28日金曜日

雪山のすすめ -くじゅう 2014-





2/22 0:20の八幡浜発別府行きフェリーに乗船、会社のメンバーでくじゅうをめざす。
5時前まで船内休憩し、朝食の後牧ノ戸峠の登山口へは6時過ぎに到着。
道こそ除雪してあったが、駐車場はチェーンをつけなければ入れなく、おまけに満杯状態。
九州中の人が集まって来るのだろう。
7時に出発、朝日に映えた玖珠富士、湧蓋山と八丁原地熱発電所の煙が美しい。




今年は雪が多いらしく、また快晴の雪山日和、広々としたくじゅうを堪能できそうだ。
因みに出発時の温度はマイナス11度。




朝の柔らかい光に、兎の足跡が美しく。




雪紋が輝いている。




山と山の切れ間には、神秘的に阿蘇山が浮かび上がる。




西千里浜を進み、星生山分岐に着くと急坂を何人かが登っている。
雪の量が多ければ、溜まりになり難しいかと考えていたが、何とか行けそうだ。
雪山が初めてのSouさんは久住分かれで待つことになり、登りにかかる。
ここから望む点在する湿原の景はとても美しいのだが、当然雪に埋もれている。




やっと尾根までたどり着くが高低差は100m、前回の伊予冨士の半分ほどで意外と余裕があった。
扇ヶ鼻と久住山の間に祖母山が見えた。




そこから星生山頂までは10分、前後左右に美しい景が広がる。




山頂には5、6人が絶景を眺めていた。




三俣山はかなりの雪のようで、後日聞いた話によると2,3人がラッセルを交代しながら山頂を目指したとのこと。







雪の硫黄山もいいもんだ。




肥前ヶ城、扇ヶ鼻と西千里浜の景は、雪山の方が絵になる。




今回の山行は、具体的にどの山に登ろうという打ち合わせはしていなかったが、一番には星生崎の岩肌から西千里浜を覗いてみたいと考えていた。
どうもルートから外れているのは、滑落すれば危険とのことなのだろう。
いつ来ても絵になる場所だ。




久住分かれの避難小屋を見下ろす。
奥には左から天狗ヶ城、中岳、稲星山、久住山。




厚い氷もそろそろ薄くなる頃か、春を感じる一枚。




御池は完全に凍り、その上には雪がびっしり、皆ここで食事をとっていた。
ここまで雪があればスケートは無理だ。




上から望む池はステッチを掛けたよう。




今回登った山は沓掛山、星生山、中岳、天狗ヶ城の4峰、PEAKはそれぞれに異なった味わい。




天狗ヶ城から望む、くじゅう連山の最高峰中岳。




12:30には御池にて、昼食と珈琲をとり出発。
久住山に登るか迷ったが、温泉にゆっくり入り早い便で帰ろうということになり、帰途に着く。
14:15牧ノ戸峠の登山口に到着、19:30に四国に着くことが出来た。





本日の温泉 別府 鬼石の湯


2014年2月20日木曜日

Snow Fantasy Ⅱ




scout


雪山は楽しい
ファインダーをとおして見た景が
そのまま詩になってくれる
今回も一緒に楽しんで頂けたらと思う




crossroad




clear




only here 




garrison




housewives' gossip




evolution




degeneration




discrimination




model omission




hatching




mickey mouse march 




dragon




restorer




hammerhead




vicious horse




ally




front line




tarantula




nyoro nyoro




 moomin valley 



2014年2月18日火曜日

雪山のすすめ -伊予冨士 2014Ⅱ-





雪の尾根を上ったり下ったりするうちに、伊予冨士が近くに見えてきた。
美しく、そして険しい。
これ程の勾配があれば着雪はあまりしないはずだが、しっかりと雪を蓄えている。




標高1575mの伊予冨士直下に12:15到着。
ここの樹氷は雪がたっぷりで見応えがある。
水分を補給しただけですぐに出発、頂上までの標高差は約200m。










足跡を頼りに急勾配を行く、どうも前を3人が登っているらしい。










8本爪のアイゼンでは少々心許ない雪の量だが、その分慎重に雪に爪を食い込ませながらがしがしと登る。




登りにはピッケルはあまり必要と思わなかったが、下りには滑落の危険を感じ、後日次年の為に購入した。
12本爪のアイゼンも、この山のこの積雪では必要と思う。








12:50山頂着、若干の霧で抜群の眺望とはいえないが、それでも絶景。










ダウンを着て昼食のラーメンとパンプキンスープ、そして食後の珈琲、風がない為50分ゆったりと頂上で過ごせた。
登山口への下山は16:00、往路3時間50分、復路2時間20分。
カメラがなければ1時間は早く下山出来たことだろう。





本日の温泉 木の香温泉