2014年1月27日月曜日

鳥を撮る 2014.1




ムクドリ


ウォーキングにはたまにカメラを持参しますが、自宅から1時間半程度の範囲では、なかなか良い被写体には出会えません。



コガモ♀



コガモ♂


健康目的なので、何らかに出会えばラッキーの範囲です。



マガモ♂♀


大体のコースは肱川の上流に向かい、橋を渡ってぐるっと回って帰るコース。




カワセミが見られるポイントがありますが、カメラを持参していないときに限って奴は現れます。
今回初めてカメラを向けることが出来ましたが、ひどい枝かぶり、アングルを探しているうちに100m先の対岸へ飛んでいってしまいました。
次回は必ずや仕留めます。




キジバトも枝かぶり。




ツグミも枝かぶり、まぁこんなもんです。




カイツブリは水に潜ってどこに浮いてくるかを推測する楽しさがあります。
ウォーキングはリフレッシュする為の時間でもあります。





2014年1月21日火曜日

ホテルホリゾンタル -道後オンセナート2014-





2014年に道後温泉本館が改築120周年を迎えるのを機に、気鋭のアーティストたちによるアートフェスティバル「道後オンセナート」が12月にプレオープン。
そのプログラムのひとつが「ホテルホリゾンタル」です。
各ホテルの部屋毎に担当するアーティストを決め、客室を作品化しており、この部屋には実際に泊まることができます。
プレオープンの前に見せて頂いていたのですが、やっとアップ。




谷川俊太郎×道後館

「はなのいえ」




憧れの詩人の、遊び心が溢れた空間です。










お茶受けの菓子にも、




寝っ転がった時に見える天上にも、




そして風呂にも詩が施されています。






石本藤雄×茶玻留

「Suuri Taiga/大草原」




フィンランドで活躍している砥部出身のデザイナーで陶芸作家の和洋を軽やかに融合させた一室。






皆川 明×花ゆずき

「ロ」







床だけでなく天上も壁も一面琉球畳で覆われた、最先端のデザイナーの新しい視点での一室。






荒木経惟×古湧園

「楽園」


亡き愛妻と暮らした「楽園」をはかない花で表現した一室。
写真はたくさん撮りましたがR18指定、無難な公式のオンセナートのHPから頂いてきました。






草間弥生×宝荘ホテル

「わが魂の記憶。そしてさまざまな幸福を求めて」




このホテルだけは、ロビーからCAFE、売店まで水玉。




下着の販売機までも。







そしてドアを開けると弥生ちゃん。










クローゼットを開けても弥生ちゃん。










昼はおとなしめですが、光る水玉は松山の夜景も覆い尽くしてしまいます。




道後オンセナートは4月10日にグランドオープンし、12月31日のフィナーレまで、道後温泉やその周辺のエリアで最古にして最先端の様々な温泉アートテイメントが繰り広げられます。





2014年1月13日月曜日

第12回まる裏俳句甲子園





高校生以外のための俳句甲子園・まる裏俳句甲子園が、松山の子規記念博物館で行われ参加してきました。
まる裏は高校生の俳句甲子園の支援の事業として行われていますが、大人になってもあんな楽しいイベントに参加したいと、俳句甲子園OGのかなちゃんの一言から始まったとのこと。
小学生から大人まで参加できますが、高校生は大人が混じらなければ参加出来ません。




今回の参加は24チーム72人。
予選の兼題は「手」、5分で作句しチーム3人の合計の点数により、8組が決勝トーナメントに出場できます。




点数を決めるのは、夏井いつき組長と司会のNHKアナウンサー板倉卓人さん。
二人の絶妙な掛け合い漫才のような捌きで一句一句審査していきます。

今回は新居浜の西蓮寺ラグナ氏と今治の亜桜みかり氏とチームを組みました。
以前に100年俳句計画の100年の旗手の三ヶ月の連載を共にした仲間で、一度は一緒に参加したいと話していたのが今回実現しました。
チーム名は「RMB」三人の頭文字をとった命名です。




4点を獲得できる「あんたは俳人」の句です。
5分の作句時間でここまでの句が詠めるのですから大したもんです。




その中での最優秀句は全員の挙手により恋衣さんの句が選ばれました。




キムチャンヒ氏の即興の絵がプレゼントされますが、叙情溢れる句にとても合っています。

 


決勝トーナメントに残ったチームは
宙船(みちる、恋衣、樫の木)
ランナーズ俳句(ほろ酔い、一走人、逆ベッカム)
子猫の友(猫瑞石、友蔵、小木さん)
RMB(西蓮寺ラグナ、亜桜みかり、渡辺瀑
プリマスロックA(マイマイ、ドクトルバンブー、ひなぎきょう)
成木責(蓼虫、てんきゅう、ちろりん)
三色すみれ(更紗、かのこ、空)
俳句ラボチーム(関西の俳句甲子園OG大学生)

30分で兼題「マスク」、「長のつく言葉」、「雪」で作句し正記して提出しなければなりません。
この時間はスリリング、とても短く感じられますが、提出さえしてしまえば後は野となれ山となれです。

試合はトーナメント形式で2分間づつのディベートの後、審査員4人とフェースブックによる一般投票の5本の旗で勝敗が決定します。

準決勝へは宙船、RMB、プリマスロックA、三色すみれが進出。
決勝はRMB、三色すみれで行われ、RMBの優勝となりました。




まる裏俳句甲子園の本戦出場者には、その年ごとのキャッチコピーの入ったカンバッジがもらえます。
勲章のようなものです。


手を打てば二重三重鶴翔てり

言い訳はしないマスクの眼に光

長崎の鐘荒星を砕くかな

半身は透きて歩めり雪の尾根


2014年1月5日日曜日

壺神山 2014





正月のなまった体を少しでも元に戻そうと、地元で一番高い山、壺神山へ登る。
標高は970.5m、今まで何度も登っているが、下から登るのは小学生以来。
9:00に天下の名瀑←ここ重要白滝の入り口から歩き始める。




25分で分岐の田んぼに到着。
あのいくつもに分かれた滝の上流に、こんなに長閑な田んぼが広がっていることはあまり知られていない。
このルートは見えている送電線をたどればいいので、遭難することはないが、造林地帯を行く為に縦横に道が交錯しており、慎重な判断を要する。




数件の人家の前を歩き、由緒ある神社の横を抜けて高度を上げる。
この三嶋神社の銘はかの秋山好古大将の揮毫。




造林地帯を抜け、山頂近くにある壺神神社へと続く道に1時間20分で出る。
出発時には肱川あらしで数メートル先も見えにくい状態だったが、大分霧が引いてきている。
あらしは大洲盆地から長浜の河口へと霧がゆっくりと流れていく自然現象。
あらしの日は晴天になるのが常だ。
小休止した後、また杉と檜の中をひたすら登る。




標高900mの壺神神社には12:00着3時間を要した。
普段からしたらかかりすぎだが、流石に正月、体が重たいのでしょうがない。
昼食は後回しにして先に山頂を目指す。




年末の雪がほんのわずか残っているが、歩くのに支障はない。
左に見えているのがピーク。
2年前までは、ここから山の中を越えて行っていたのだが、林道がつながって藪こぎをしなくてよくなっていた。




970.5mの山頂へ12:30着。
北には瀬戸内海が広がっているのだが、林の中なので眺望は全く駄目。
そそくさと引き返す。




中国からのpm2.5の影響だろうか、どこもかすんでいる。
冬の登山は空気が澄んでいて、景色を眺めるのが楽しみの一つでもあるのだが・・・・




壺神神社へ引き返し、カップヌードルとスープの昼食と食後の珈琲を楽しんだ後、壺神様の壺を見に行く。




壺は三ヶ所にあるらしいが、神社の中に祀られている壺と、大洲盆地を見下ろすこの地の壺しか近頃はお目にかかっていない。
ずいぶん昔に山中でもう一個の壺を見た記憶があるが、定かではない。




自宅周辺、そして出石寺を望むが、まったく駄目。




南に聳える男神南山、女神南山もシルエットでしかない。
そそくさと下山にかかる。
同じルートで壺神神社からは2時間20分、16:15に下山。
自宅近くより、ルートのおさらいの一枚。