以前から冬の大座礼山に大山毛欅に逢いに行こうと話をしており、朝5:40に家を出発。
高速道路から望む、暁の空に浮かび上がる石鎚の嶺々のシルエットがとても美しい。
しかし、あまりにも天気が良すぎる。
前日の雨と4月上旬の陽気のせいで、樹上の雪は溶けてしまっていることだろう。
急遽目的地を変更、四国第二の高峰、徳島の剣山を目指すことにする。
9:30に登山口の見ノ越に到着。
普段はリフトで西島駅まで行けるのだが冬季は休業中。
40~50㎝の雪があり、神社横からアイゼンをつけて歩き出す。
50分で西島駅へ到着、4組が休憩していた。
そこからは急坂になるが、けっこう足取りは軽い。
50分で山頂小屋へ。
そこからは木道を歩き5分で1955mの三角点に到着。
空は澄み渡り360度の絶景、石鎚山系もはっきりと見ることが出来る。
11時半すぎだったが、若干一名腹が減ったと五月蠅いので早めの昼食。
気温は0℃だが、風もなく寒さを感じない。
先週登った寒風山のマイナス16℃とはえらい違いだ。
時間に余裕があるので一ノ森、二ノ森へ向かう選択肢もあったが、剣山山頂から臨む次郎笈はとても美しく、そちらへ向かうことにする。
振り返ると、けっこうな急斜面だ。
暑くてアンダーとシャツの二枚でOK.。
けっこう蹄の足跡が尾根沿いの道を横切っている。
何度となく目を凝らして熊笹の渓を探すが見つけることができなかった。
多分あいつ、マサイ族の目が欲しい。
3年前にここで出会った特別天然記念物のニホンカモシカ。
1時間10分で標高1930mの次郎笈に到着。
気温は10℃まで上がっている。
コーンスープを飲みしばし休憩、3組が同じようにくつろいでいた。
次郎笈から臨む剣山、一ノ森、二ノ森も美しい。
それにも増して、縦走ルートの天狗塚、牛ノ背、三嶺。
塔ノ丸、矢筈山、その向こうに連なる石鎚山系、冬山ならではの素晴らしい眺望だ。
帰りは剣山山頂に戻らず巻き道を歩く。
ここからが大変、あまり人は通っていないようで、雪に足をとられて前に進めない。
片足がずっぽり入ってしまうこともしばしばあり、西島駅まで1時間35分を要した。
そこからは一気に、25分で登山口まで下りる。
途中、温泉と軽く饂飩を食し、自宅に返り着いたのは21時15分。
筋肉痛はたぶん明日。
筋肉痛はたぶん明日。
本日の温泉 木綿麻温泉
お疲れ様でした。
返信削除冬の剣山も良かったすなあ。
翌日、筋肉痛は無かったけど何故か吐き気で午前中ダウンしてました。だんだん無理が効かなくなってきてるんかなって思うけど、大丈夫でしたか?
Seiさん、お疲れ様でした。
返信削除昨日は少し体が重かったけれど、今日は逆にとても軽く感じました。
吐き気ですか?雪を溶かして飲まなかったはずなのに・・・
変なものを拾って食べましたな(^_-)