佐田岬は日本一細長い半島、昔より岬十三里と言われて来た。
四国の最西端に位置する岬の先端には白亜の灯台があるが、今は無人である。
高校時代に自転車で行ったことがあったが、今のように頂上線の立派な道路はなく、海岸線を上ったり下ったりのぐねぐね道、とにかく遠かった。
今は自宅から約1時間30分で行ける。
駐車場から、ウバメガシの樹生林の遊歩道を下って上って下って約20分で灯台に着く。
砲台跡など戦争の遺構も。
海霧で少し霞んで見えにくいが、西の端から望んだ九州の東の端。
ハマカンゾウ
道道に花はそれ程咲いていなかった。
オオキツネノカミソリ
?
ニョキニョキ でなく ツルボ
昼食は民宿大岩にて、うに丼と海鮮丼
本日の目的のアサギマダラには一羽しか出会えなかった。
前回来たときにはかなりの数に出会えたのだが、その場所はアスファルトの遊歩道に変わっていた。
そのせいだろうか?
けれど、石鎚や天狗や石墨や三嶺のアサギマダラは、花の蜜を吸うのに忙しく、相手にしてくれなかったが、この一羽はずっと頭上や周りを、こちらが飽きるまで舞ってくれた。
無線より海霧の詳細 途切れけり