上林から皿ヶ嶺を望む
先日、NHKBSでアルプスの高山植物のお花畑を行く、ブルーメンワンデルングを放送していた。
番組では、この言葉自体が花を楽しみながらのトレッキングと放送していたが、インターネットで検索してみると、どうもアルプスの一地域のトレッキングコースのみをさしているようだ。
(ドイツ語で花・野山歩き)
この言葉がとても気にいったので、これからがシーズンの花を楽しみながらのトレッキングは、ブルーメンワンデルングを冠しようと思う。
登山口にある風穴、夏にはマイナスイオンにあふれた冷たい空気がでている。
皿ヶ嶺には去年5月と6月に訪れ、山野草にあふれるこの山の虜になってしまった。
標高は1280mだが、風穴の登山口からは勾配はとても緩やかで、竜神平の平原までは約40分、そこから山頂までは約20分。
急いで登れば山頂まで約50分で行くことができ、ハイキング気分で登ることのできる易しい山だと思う。
山に過信は禁物だが。
ハルトラノオ・けっこう咲いていた
今日は先週に続いてのGWの代休、昨晩から皿ヶ嶺への準備を整えていたが、朝から雨、結局小降りになった11時すぎに家を出発した。
12時30分に上林の風穴の登山口に到着、駐車場でカップヌードルを食べ出発。
雨があがり晴れ間ものぞいてきたが、駐車場には車は一台もない。
サイゴクサバノオ・登り口から200mの間に咲いていたのみ
誰も山には入っていないようだが、気にせず歩く。
といっても三脚をかまえ、レンズを交換したりでなかなか前には進めない。
途中一人の男性が抜いていったのみで、後は誰とも会わなかった。
エイザンスミレ・中腹で一株見かけたのみ
途中、いろんな囀りが聞こえてきた為、望遠レンズに切り替え30分くらい、囀りに聞き入る。
結局頂上まで約2時間30分かかってしまった。
雨が降り出しそうになったので、山頂では水を少し飲み、そそくさと退散、下山は約50分。
今年初めてのブルーメンワンデルングは、7種類の花しか見つけることができなかったが、心も体もとても軽やかになって帰ってきた。
ハシリドコロ・まだ咲き始めだが中腹までかなり群生していた
ハシリドコロの内側
ヤマルリソウ・これも中腹で一株見かけたのみ、小さくて見落とししそう
コガネネコノメソウ・中腹までけっこう咲いていた
フキノトウ・これも二株のみ
モミジガサ・花はまだつけていないが、登山口から少しの間群生
モミジガサとハシリドコロの群生
バイケイソウ・花はまだつけていない 色を強調してみた
これからは色々な花が咲き、山へ行くのが楽しみになります。
返信削除今年はミヤマキリシマを見に大船山へ行きまひょう。
聖さん ミヤマキリシマは素晴らしいでしょうね。
返信削除その前にカタクリ、アケボノツツジと忙しい。