数年ぶりの雪山、のっけからアイゼンを装着して登り始める。
今年は寒くなると聞いていたが、積雪はほどほど。
桑瀬峠の樹氷も大したことは無く、伊予富士へのルートを選択する。
尾根筋の風は冷たく青空はわずか、体感はマイナス10℃ほどか。
伊予富士直下までの尾根道は、熊笹が刈られてなく歩きづらい。
それでも雪山は楽しく、うきうきと歩を進める。
鞍部からはきつい直登、歩を止めるたび美しい樹氷に見入った。
やっと登り切り、来た道を振り返る。
標高1756mの伊予富士山頂は360度の絶景。
昼食後には雲に隠れていた石鎚山が顔を出してくれた。
半身は透きて歩めり雪の尾根
はんしんは すきてあゆめり ゆきのおね