天孫降臨の山、坂本龍馬とお龍の新婚旅行の山、高千穂峰へ一度は登りたいと思っていた。
近年の火山活動が少し収まっているのを見計らって計画。
5:50八幡浜港発のフェリーあけぼの丸に乗船、臼杵からは高速利用で高千穂河原登山口には11:50着。
12:15装備を整え歩き出す。
整備された石段を行けば徐々に樹林が低くなり登山道に辿り着く。
見上げればかなりの急勾配、赤黒い溶岩の斜面は、滑りやすくかつ火山灰に足をとられる。
連れには少し過酷と思えるが、初級の登山コースと言い含める。
元気なカップルがどんどん追い抜いて行く。
眼下、そして真横の草紅葉が美しい。
13:30休み休み登り切って御鉢火口壁着。
思っていたより大きな火口だ。
緩い上りの馬の背の御鉢周りは20分ほどだが、幅がなく右も左も切り立った崖、風も出てきており慎重に歩く。
高所恐怖症の者にはここが一番怖いかも。
白い鳥居の背門宮で一息、砂礫の崩れやすい道を一気に登る。
14:15標高1574mの高千穂峰着。
頂上には天の逆鉾が天から刺さった形で立っており、長さ140㎝の柄の部分には二つの人面が鋳造されている。
下山は上りよりも慎重に歩き、16:00着。
源泉かけ流しの霧島温泉・単純硫黄泉が疲れを癒してくれた。
動物的感ありうふふ松茸
どうぶつてきかんありうふふまつたけ