志布志に住む、四十年来の友人との旅行のはずだったが、出発前日に急な病で行けなくなったとの連絡。
宿はそのまま残してもらって出発することにした。
霧島神宮
彼が立ててくれていた予定とは、全く違った展開になってしまったが、それも旅の面白さなのかもしれない。
桜島
維新ふるさと館で流れていた手鞠唄・・・
一かけ 二かけ 三かけて 四かけて 五かけて 橋をかけ 橋の欄干 手を腰に
はるか彼方を 眺むれば 十七八の 姉さんが 花と線香を 手に持って
もしもし姉さん どこ行くの 私は九州 鹿児島の 西郷隆盛 娘です
明治十年の 戦役に 切腹なさった 父上の お墓詣りに 参ります
お墓の前には 魂が ふうわりふわりと ジャンケンポン
初めて聞いた唄だったが、妻は小学生の頃、この唄で手鞠をして遊んでいたらしい。
知覧武家屋敷
池田湖と開聞岳
二重鳥居の諏訪神社
根占-山川フェリーの欠航、南の鹿児島での思わぬ雪による高速の通行止、最後まで予定はどんどん変わっていった。
だから旅は愉快なのかもしれない。
雄川の滝
西郷どんや妻口遊む手鞠唄
せごどんやつまくちずさむてまりうた