今年は野鳥が少ないと聞いていたが、ウグイスとホオジロには散歩をしていると必ず会える。
ただ、ウグイスは声だけでなかなかモデルになってくれない。
逆光の中、+補正をしてぎりぎり絵になった。
いつもの堤防沿いの散歩道は、途中から河原に沿った木立の中を歩く道も取れる。
その中を歩いていると、聞き慣れないポポロポポロという鳴き声が聞こえてきた。
そっと近づくと20羽くらいのヒレンジャクが群れを成して樹上に並んでいた。
貌は怖いが、羽根の模様や長い冠羽に特徴のある美しい鳥。
その群れが一斉に移動し、木の実を啄み始めた。
食べながら糞をぽとぽと落としている。
この糞には粘着力があり、樹木に付着しそこからまた発芽するらしい。
いつもの倍、散歩に時間がかかったが、大歓迎の客の飛来だった。