7月に入って公私とも出ずっぱりで、おとなしく家に居るはずだったが、あまりの暑さと日曜日の雨の予報に、11時前に思い立ち四国カルストへ向かう。
目的はヒメユリとハンカイソウ。
今年は中国からの何やらが影響しているのか、本日も青空が望めない。
少し遅かったのかハンカイソウも見頃を過ぎていた。
オヤマボクチ
天狗荘から姫鶴平へ向かうピークはいつもの散策スポット。
みんなお決まりの遊歩道を10分ほど歩いて、展望台でくつろぎ帰ってくるのだが、縦横無尽に広がるルートへはあまり足を延ばさない。
草が生い茂っている為、少し怖いのだ@蝮。
カキラン
なれどこここそが、いろんな山野草を楽しめるスポット。
長靴を履いていれば全く怖くない。
ツリガネニンジン
草原の中に目を凝らすと、今年もたくさんの花が夏を謳歌していた。
クモキリソウ
ヒヨドリバナ
タカネナデシコ
目的のヒメユリは、目を凝らすとこの草原の中にぽつりぽつりと咲いている。
可憐で清楚、美しい花である。
マルミノヤマゴボウ
家を出るのが遅かった為に昼食は梼原・太郎川公園の草葺きで田舎蕎麦の定食。
ここの女将さんが、梼原町東川の山草園・百一草園でキレンゲショウマが咲き始めていると教えてくれていたので寄ってみた。
カリガネソウ
マルバコンロンソウ
ヤマユリ
レンゲショウマ
キレンゲショウマ以外にもいろいろな花が穿っており、また花の済んだ紅花ヤマシャクヤクやワタナベソウがあった。
キレンゲショウマは山を狭しと埋め尽くされていた。
今年は雨が少なく色付きも悪いらしいが、自生のものの花期は1週間もないのに、ここでは1ヶ月以上も咲き誇るらしい。
幻の花をまた愛でに行こうと思う。